ネメアの戦い
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しかし、これ以降この遠征でデルキュリダスの名が目立って言及されることはない。具体的にいつ頃かは分からないが、宣誓の後にデルキュリダスは本国に帰ったようであり、紀元前394年に彼はスパルタ本国から派遣されており、アンフィポリスで小アジアから撤退してきたアゲシラオスにネメアの戦いでの勝利を報告している。その後、デルキュリダスはアゲシラオスの命を受けてヘレスポントスへと勝利を報告に向ったが、その足でアビュドスのハルモステスになったようであり、同年のクニドスの海戦での勝利の余勢を駆ったコノンとファルナバゾスの艦隊からデルキュリダスはアビュドスとセストスを守りきった。
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アリストデモスは、スパルタの王族である。アリストデモスは未成年の王アゲシポリス1世の後見人を務め、コリントス戦争に際しては紀元前394年に軍の指揮権を与えられて同年のネメアの戦いで反スパルタ同盟軍を破った。しかし、アリストデモスは後にも先にもこの時しか歴史の表舞台には立っていない。
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