ネッテイ相撲
3 の例文
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次いで下駄を履き、輪の中央を向いて竹を左手に執り右手で腰の手拭いの有無を確認し、竹を右手に持ち替えて左手で煙草入を確認、異状無ければ両手で竹の元と末を執り撓めて輪にし、「ヤッ、ヤッ、ヤッ」の掛け声に合わせて3度地面を打つ。最後に田和神社の神前に竹を奉納して踊りを終え、ネッテイ相撲へ移る。なお、この踊りは旧養父町下では唯一の神事踊りであった。
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例祭はもと9月9日に行われ、その後10月17日となり、同月の23日乃至は24日へと変遷を重ね、現在は10月体育の日に行われる。境内社田和神社の秋祭りも兼ね、例祭後にほいやら踊とネッテイ相撲、子供相撲の奉納が行われる。本殿における例祭に引き続いて奉納される。
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また、「ネッテイ」は「にって相撲」「ねったえ相撲」の転訛とも言われ、当地方で繰り返す事を「練って」と呼ぶために四股を何度も繰り返す事に由来するとも、「練る」ような相撲に由来するとも言われる。現在神社の管理は氏子各戸を10組に分け、各組が1年交替で神社の掃除や祭典の神饌準備、ネッテイ相撲の世話等を行ない、これを「宮当番」と称している。かつては「水谷講」という講が組まれて講員の中から宮当番が選ばれ、宮当番は神社の有する宮田7畝を耕作して祭りの費用の一部に充てていた。
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