ドクッ
2 の例文
(0.01 秒)
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たったそれだけのことで私の心臓は信じられないようなスピードで高鳴りをはじめてしまった。ドクッ、ドクッという体の中をつき抜けるように響く心臓の音を感じながら、自分はこの人のことが好きなのだと私は初めて理解した。だから私もゆっくりと右手を差し伸べた。
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アリサはジョクの唇を逃れ、上体を降下させると、もうひとつのジョクを正面に見つめてから、それに唇をあててゆっくりと含んでいった。ドクッ、ドクッと脈打つ力が、アリサの口腔をみたして、頭の芯まで空白にしてくれた。もっともっと溺れたくても、表層の意識をジョクに読まれたくないアリサとしては、それができなかった。
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