スギノハウミウシ
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名詞
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また、観察個体の1つは頭巾の片方が大きく損傷して餌を囲い込むのが困難だったが、捕獲から26日後には損傷部を底面に着けることで餌を捕獲出来るようになり、それ以降はこの捕獲法を使った。この種を含め、スギノハウミウシ科やメリベウミウシ科は甲殻類を好むとされており、アルテミア幼生はこれまでにもヤマトメリベの餌として好適であることは知られていた。湖産エビに関しては、捕食されるものの消化されなかった事例もあること、それまでの報告などから今原はこの種が小型プランクトンサイズから体長3センチメートル程度までの甲殻類を餌にしており、ただ湖産エビのサイズのものでは、より殻の薄いタイプの甲殻類を餌としているのではないかと見ている。
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ここから彼は、この動物の生息域が日本近海の亜熱帯海域にあり、多分ダイバーがあまり行かない水深50mあるいはそれより深い海域である、との推定を行っている。本種はスギノハウミウシ目メリベウミウシ科に属する。
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