サイパン丸
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名詞
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昭和時代に入って、人員や物資の往来の更なる増加に対応して、新鋭貨客船を建造することとなった。その第一船として建造したパラオ丸に続いて建造されたのがサイパン丸である。サイパン丸は1936年6月16日に三菱重工業長崎造船所で竣工した。
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その第一船として建造したパラオ丸に続いて建造されたのがサイパン丸である。サイパン丸は1936年6月16日に三菱重工業長崎造船所で竣工した。
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続いて12時38分に2本目、12時45分に3本目の魚雷が命中し、サイパン丸は船尾より沈没していった。サイパン丸の乗組員は自らの命を顧みず船客の避難誘導に務めた結果、2名の犠牲者を出しつつ船客422名のうち389名を救助することに成功した。これは、船酔いの船客が多数いたにも関わらずみっちり行われた避難訓練の賜物でもあった。
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サイパン丸は推進器が脱落してメインマストが折れた。続いて12時38分に2本目、12時45分に3本目の魚雷が命中し、サイパン丸は船尾より沈没していった。
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間を置かず最初に攻撃した3隻の目標に対しても魚雷を計4本発射。全ての目標に魚雷が命中したものと判断されたが、実際には1238に2本目の魚雷、1245に3本目の魚雷がそれぞれサイパン丸に命中しただけであり、止めを刺されたサイパン丸は船尾から沈没した。反撃もあったが微々たる物であり、ハダックは浮上してスコールの中を追撃したが、やがてオ505船団は彼方に消え去った。
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間を置かず最初に攻撃した3隻の目標に対しても魚雷を計4本発射。全ての目標に魚雷が命中したものと判断されたが、沈没したのはサイパン丸だけであり、12時38分に2本目の魚雷、12時45分に3本目の魚雷がそれぞれ命中して止めを刺された。反撃もあったが微々たる物であり、ハダックは浮上してスコールの中を追撃したが、やがてオ505船団は彼方に消え去った。
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サイパン丸およびパラオ丸は、三連成レシプロ機関から排出された排気ガスでタービンを回し、出力を増す方式を採用していた。船名に関しても、海外の地名や国名を船名に取り入れる際には、例えばあるぜんちな丸などのように、平仮名か漢字表記にすることが多かったが、サイパン丸とパラオ丸に関しては片仮名表記であり、「片仮名+丸」の表記は少なくとも第二次世界大戦前の日本船舶の名前としては数少ない存在であった。
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サイパン丸は推進器が脱落してメインマストが折損した。ハダックは次の攻撃目標を4番目の船舶に定め、魚雷を2本発射。
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船名に関しても、海外の地名や国名を船名に取り入れる際には、例えばあるぜんちな丸などのように、平仮名か漢字表記にすることが多かったが、サイパン丸とパラオ丸に関しては片仮名表記であり、「片仮名+丸」の表記は少なくとも第二次世界大戦前の日本船舶の名前としては数少ない存在であった。サイパン丸はパラオ丸に続いて竣工後ただちに航路に投入されたが、1937年からの日中戦争に際し、青島の日本人居留民引揚げのため同年8月に、日本政府に一時傭船された。その後は1941年9月3日から6日まで日本海軍の裸傭船になった時期を除けば通常の航路に就航し続け、これは太平洋戦争開戦後も基本的には変わらなかった。
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サイパン丸は推進器が脱落してメインマストが折れた。続いて12時38分に2本目、12時45分に3本目の魚雷が命中し、サイパン丸は船尾より沈没していった。サイパン丸の乗組員は自らの命を顧みず船客の避難誘導に務めた結果、2名の犠牲者を出しつつ船客422名のうち389名を救助することに成功した。
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サイパン丸は、日本郵船の内南洋航路の貨客船である。内南洋航路は、南洋諸島居留民にとって生活必需品を補給し、生産物を出荷する重要航路であった。
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南洋諸島方面の航路は、南洋諸島の範囲内のほかセレベス島マナドにも寄港し、諸島内の生活や開発に欠かせない航路となっていた。幾度かの航路の修正が行われたが、1941年12月8日の太平洋戦争勃発後、航路は翌1942年に設立された船舶運営会に「山城丸」や「近江丸」、「サイパン丸」など使用船舶ともども移管され、運航は不定期になって輸送船団を構成することが義務付けられたものの、航路は従前どおり維持された。しかし、1942年8月5日に「パラオ丸」が、12月28日に姉妹船「近江丸」がそれぞれ戦渦により沈没していた。
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横浜港やパラオのコロールからジャルート環礁まで、日本郵船のサイパン丸やパラオ丸による定期航路が就航していたほか、1941年1月より、大日本航空が横浜港からサイパンやパラオを経由してジャルート環礁までの定期旅客便を川西式四発飛行艇により就航させた。
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翌12日、石廊は呉に、追風は佐世保に帰投した。一方、壱岐と怒和島は、パラオから横浜に向かっていたサイパン丸他輸送船2隻と護衛の水雷艇鳩、敷設艇由利島、第31号哨戒艇からなるP607船団の護衛に加わる。つづいて都井岬沖で湖南丸、特設運送船南海丸が船団に合流。
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