コベリ
全て
名詞
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一本の丸太をくりぬいており、付属構造物がある場合でも、せいぜい梁もしくはわずかな「コベリ」を付ける程度である。なお、便宜上、刳りぬき部材を前後に継いだり、左右に継いだり、刳舟の両側に舷側板を継ぎ足したり、刳った舷側に船底板を組み合わせたりと、若干、複材化したものも、いちいち呼び分けていては不便なので、便宜上「丸木舟」と呼んでいる。
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コビルマは疑いなく「ひるま」の小さいものという意味だろうが、現在この名のおこなわれているのは、中国・四国と九州との端のほうだけで、その他の広い区域にはコビルというものがもっとも多い。東北地方の一部、紀州や北陸の二、三の土地で、これをコビリといっているのは、たぶん昼飯を「ひるいい」という古語ののこっていたためと思うが、その由来がすでに不明になって、信州ではコビレ・オコビレ、富山県ではコブレまたはコバレ、能登半島ではコベリといっている者もある。
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