エストラド
全て
名詞
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マラハは生涯エストラドに残ったが、ノルドールからアラダンの名を与えられた息子のマラハや、孫のマゴルたちはさらに西へ進み、シリオンを渡ってエレド・ウェスリン南側山腹の谷間に至った。しかしまた別の孫であるアムラハは、ベオル一族のベレグ同様にエストラドで不満分子を率いていた。アムラハ自身は、モルゴスの手先がかれの偽者を送り込んできた一件で考えを変え、北のマイズロスに仕えるようになったが、残りは青の山脈を越えて東のエリアドールに戻っていった。
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しかしハレスは支配や統治を受けることを好まず、エルダールからの保護の申し出を断っている。エストラドの逗留に甘んじず、反対を押し切って移動を続けるなど強引な面もあるが、一族の中にはかの女を堅く支持するものも大勢いた。ハレスはブレシルの森で生涯を終え、森の丘の「姫塚」トゥーア・ハレサに葬られた。
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西方への大移動では先行していたのだが、人数が多いにもかかわらずただ1人の族長マラハが統率していたために遅れ、追い抜かれた。ベオル一族とは非常に友好的で、エストラドの東南に入植した。マラハは生涯エストラドに残ったが、ノルドールからアラダンの名を与えられた息子のマラハや、孫のマゴルたちはさらに西へ進み、シリオンを渡ってエレド・ウェスリン南側山腹の谷間に至った。
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人数が増えてくると、フィナルフィン王家が統治する北部のドルソニオンに多くが移動した。一方、エストラドに残留したものたちはエルダールに不審を抱くようになり、ベオルの曾孫ベレグに率いられて南へ姿を消した。
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フィンロドはかれらのもとに長く留まり、人間の言葉を学び、人間にはシンダール語を教えた。人間が近くに住むことを望まない、オッシリアンドの緑のエルフが、フィンロドに人間を去らせるように乞うと、かれは人間たちをエストラドへ導いた。フィンロドはアングバンドの包囲の続くあいだ、たびたびアンドレスを訪れ、人間とエルフに関するさまざまな事柄について意見を交わした。
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