わが国体

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  • よってソ連は、わが国体と赤とは絶対に相容れざるものとは考えざらん。
  • 二千六百年の金甌無欠きんおうむけつのわが国体はここに滅んだのである。 半藤一利『指揮官と参謀 コンビの研究』より引用
  • わが国体を離れてわが国民は存在しない。 半藤一利『聖断 天皇と鈴木貫太郎』より引用
  • それからすると、財産相続税の値上げなどはわが国体に反するという話である。 戸坂潤『日本の民衆と「日本的なるもの」』より引用
  • 神州不滅を信ずる大和民族が、生命より尊しとしたのがわが国体ではなかったのか。 半藤一利『日本のいちばん長い日』より引用
  • わが国体には関係のないことだ。 松本清張『小説東京帝国大学(上)』より引用
  • 敵は無条件降伏を吹聴しているが、それはわが国体と国民の破滅を意味するものである。 半藤一利『聖断 天皇と鈴木貫太郎』より引用
  • そうなれば、かえってわが国体に不審を抱くことになり、教育上弊害を生じることと考えます。 松本清張『小説東京帝国大学(下)』より引用
  • この頃流行る日本主義者達の説明によると、日本精神なるものは何よりも先に、わが国の皇統連綿たる点に立脚しているので、この点こそわが国体の本質に外ならぬそうである。 戸坂潤『社会時評』より引用
  • この生徒の胸中にはこの教科書の棒暗記のみがあって、それをわが国体に照らして考えた形跡は少しもない。 松本清張『小説東京帝国大学(上)』より引用
  • したがって、外国書にこのような引例があるからといって、理論的にはあるいは首肯するとしても、わが国体を考えた場合、これを現実的に是認するような不心得者は、生徒の中に一人もないことを断言いたします。 松本清張『小説東京帝国大学(上)』より引用
  • 類ひなく美しいわが国体の尊崇は、われわれの現在生きつゝある日本の、世界に冠絶する理想のすがたを夢み、その理想達成のために戦はんとするひたぶるな意志によつて示されなければならぬ。 岸田国士『空地利用』より引用
  • だがこうしても矢張、共産党員も共産党員でないものも、わが国体と私有財産制度との間に、何かの関係があるのではないかというような変な考えを起こさないとも限らないので、悪くするとこの法律は藪蛇になると不可ない。 戸坂潤『社会時評』より引用
  • たしかにムイアヘッドの説を、わが国体観に置くと、存外な誤解を招くおそれがないでもない。 松本清張『小説東京帝国大学(上)』より引用
  • 憲法の調査起草に率先して当つたのは、伊藤博文であるが、その主旨とするところは、英仏流の憲法ではなく、わが国体を基礎とする「日本の憲法」であつた。 菊池寛『二千六百年史抄』より引用
  • 云うまでもなくわが国体の本義は、古来炳固として明らかであり今更国体明徴の論をまつまでもない。 戸坂潤『現代日本の思想対立』より引用
  • これはただ神の恵みの佑助にのみよるわれらの久しき祈りの聴許であると共に、わが国体の尊厳無比なる基礎に立ち、天業翼賛の皇道倫理を身に体したる日本人キリスト者にして初めてよくなしえたところである。
  • 外国の事例をわが国体に対照して何事か疑義を生ぜざるべからずというのは、彼らの心中すでに忠良なる臣民である信念を欠乏しているからである。 松本清張『小説東京帝国大学(上)』より引用
  • 類ひなく輝かしいわが国体の尊崇は、われわれの現在生きつゝある日本の、世界に冠絶する理想のすがたを夢みる一臣民としての悲願と、その悲願を幾代かゝつても達成しようとする、ひたぶるな意志とによつて示されなければなりません。 岸田国士『文化とは』より引用
  • と神託を受け、奏上したことは、当時儒教思想や仏教思想の伝来に依つて、多少の影響を受けてゐたかとも想像される、わが国体観念の確立に対する一大声明であつて、爾後非望の輩が、長く根絶するに至つたことは、誠に欣ばしいことである。 菊池寛『二千六百年史抄』より引用
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