ように紅い

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  • お角にこう言われて、少年のかおの色が火のように紅くなりました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 人々の手も、足も、顔も、その火光の中で血を浴びたように紅く輝いていた。 光瀬龍『墓碑銘二〇〇七年』より引用
  • たとえ、一時いっときとは言いながら、血のように紅く見え出してきたのが不思議です。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 葡萄酒のように紅い色のあとには、雪のように白いものがあった。 姫野カオルコ『バカさゆえ…。』より引用
  • 血のようにあかい瞳も、人間やエルフのものではあり得なかった。 ベニー松山『隣り合わせの灰と青春』より引用
  • 松田さんは沈黙って竹の皮から滴るように紅い肉片を取って鍋に入れていた。 林芙美子『放浪記(初出)』より引用
  • 菅笠のかげの頬は、烈しい作業のせいで火のように紅くえている。 伊藤永之介『押しかけ女房』より引用
  • 血のように紅いのがよくはありません? 南條竹則『酒仙』より引用
  • べにを差したようにあかい、つやめいた唇から、ふうっとため息がもれる。 桜庭一樹『GOSICKs 第2巻』より引用
  • ベースカラーはホワイトで、体の上部に布をかぶせたように紅い斑が入っている。
  • 林檎りんごのようにあかくて、そしてき生きとしたお民のほおは、まるで別の人のように鏡のなかに映った。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • 杜陽はふらふらと起って侍女に引きずられるように紅い瓔瑜しとねの処へ往った。 田中貢太郎『陳宝祠』より引用
  • 井戸の側の桜の老樹が、片側の二枝だけ血のようにあかい変り花を咲かせていた。 福永武彦『草の花』より引用
  • それに、建物の色が、やはり狐色で、塔のような形の先端は血のように紅く彩られていた。 海野十三『火葬国風景』より引用
  • 口腔は火のように紅く、二本の牙がひどくはっきりと見えた。 菊地秀行『吸血鬼ハンター13 D-邪神砦』より引用
  • 野も山も鮮やかな緑にえたって、つつじの花の色も旅を誘うようにあかい色をしていました。 林芙美子『新生の門』より引用
  • ひどく青ざめた顔をしていることもあれば、また、逆上のぼせたようにあかい顔をしていることもある。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • 小さくまとまった顔にくちびるが、若いひとのようにあかいのだ。 林不忘『巷説享保図絵』より引用
  • 三方白さんぼうじろの眼が、露を帯びたようにキラキラと光って、唇がいま、血を吸ったばかりのようにあかいのである。 横溝正史『花髑髏』より引用
  • 焚火の反射をあびて眼が血のように紅く輝いている。 R・E・ハワード『不死鳥コナン』より引用
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ように紅い の使われ方