ような音が聞える

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  • そのうち家でも壊すような音が聞え、薄い煙さえここまで流れてきた。 松本清張『無宿人別帳』より引用
  • ふと、耳を澄すと、その時神社の境内から拍手のような音が聞えて来た。 小酒井不木『血の盃』より引用
  • やがて、溜息のような風のような音が聞えたと思うと、電話は切れた。 神吉拓郎『私生活』より引用
  • そして、第三声のあとでは、もうのどを鳴らすような音が聞えて来た。 トルストイ/木村浩訳『アンナ・カレーニナ』より引用
  • 相変らず地軸を動かして、大太鼓でも打ち鳴らすような音が聞えている。 井上靖『おろしや国酔夢譚』より引用
  • 地の底から水でも流れるような音が聞えたのだ。 泡坂妻夫『乱れからくり』より引用
  • それなのに、人間の耳を超越したような音が聞えてくるように思う。 山口瞳『酒呑みの自己弁護』より引用
  • 突然に、ががっという事務室中にひびきわたるような音が聞えた。 源氏鶏太『停年退職』より引用
  • ところが、この箱の窓のない側に、そのときふと何か軋むような音が聞えました。 原民喜『ガリバー旅行記』より引用
  • ふと、気がついて見ると、私の耳のそばで虻のうなるような音が聞えました。 小酒井不木『人工心臓』より引用
  • 路のはるかの下の方で、どう、どう、ど、ど、どうと云うような音が聞えて来た。 田中貢太郎『山寺の怪』より引用
  • 気のせいか洞窟のはるか奥から、河のせせらぎのような音が聞えてくるような気がする。 横溝正史『不死蝶』より引用
  • 街道の村へ入ると、静かな雨滴あまだれのような音が聞えていた。 川端康成『雪国』より引用
  • 夜通し裏の松林の辺から車をカラカラ引出すような音が聞えていた。 壇一雄『リツ子 その愛・その死』より引用
  • で、耳をかたむけていると、機械のうなりか潮さいのような音が聞えてきた。 チャペック/樹下節訳『山椒魚戦争』より引用
  • 風がさわさわと竹やぶを渡っていくような音が聞えた。 新田次郎『孤高の人』より引用
  • エンジンの音にまじってギーギーと戸板のきしむような音が聞えた。 上野正彦『死体は知っている』より引用
  • すると、岩の中から、ごうごうという機械がまわるような音が聞えだしたではないか。 海野十三『火星兵団』より引用
  • 角の向こうからオートバイのせき込んだような音が聞えた。 クーパー『(闇の戦い1)光の六つのしるし』より引用
  • 綱や索具には夜風が鳴り、舷側げんそくの下からは、波のつぶやくような音が聞えていた。 辻邦生『北の岬』より引用