ような無味乾燥

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  • この両者の学習論は、双方ともに現在の高校で行われているような無味乾燥な授業を変え得るに十分であるばかりではなく、生徒自身による批判的な吟味の過程を保証しているため、歴史教育特有の問題である特定の歴史観の注入を避けることができる画期的な学習論である。
  • 市場の番人庁十五階の取調室は、そこに呼ばれた者に、一切希望を抱くな、と告げているかのような無味乾燥な部屋だった。 曽根圭介『鼻』より引用
  • 「お客様はソファーのほうへ」執事が、ワープロで文字をはじき出すような無味乾燥な口調で言った。 藤田宜永『標的の向こう側』より引用
  • 「まるで百貨店、あるいは消防署のような無味乾燥なファサードである」と酷評していた。
  • 物語の内容がともすれば荒唐無稽だった古典歌舞伎とも、改良がうわべだけでまるで新聞記事を読むような無味乾燥だった活歴物とも違う、新しい歌舞伎劇を目指すべく、明治26年に論文『我が邦の史劇』を発表、その実践例としてこの作品を創作した。
  • 大名旗本諸家の系図と伝記を集めた「寛政重かんせいちよう しゆう しよ 家譜かふ」は、本多佐渡守の次男正重が、徳川の大敵ないし大敵となる恐れのある家々をめぐっていった怪事を、次のような無味乾燥な文字で伝える。 山田風太郎『叛旗兵』より引用