もり合
全て
名詞
7 の例文
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このたびの戦争が、殊に敗亡が、いかに君の心力を痛め傷つけたか。僕等は無言のうちに新な同情を通はせ合ひ、再び行路を見まもり合つてゐたが、君は東方の象徴の星のやうに遽に光焔を発して落ちた。君は日本人として剛直であり、素樸であり、誠実であつたからだ。
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かうおのおのが考へまして、謙虚になり合ふことが大切だと思ふのであります。そしてもつと人間本能の重大な一つである鬪爭の根元をおたがひに見究めて、たとへば、一つ家庭内のことにしましても反省し合つて、この物騷な本能を丁重に見まもり合ふやうにしなければいけないと思ひます。現在國際段階でいふならば、今日以後に戰爭といふ手段を見ることなく、二大勢力が共存共榮して行けるのだつたら、初めてこの二十世紀になつて、人間は何千年來一歩の進歩をしたといふことがいへるのぢやないかと思ひます。
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ダークは、イタリア料理をつくるのが大自慢で、正直に言ってしまえば、彼のスパゲッティ料理は、彼の絵よりもはるかに上等だった。彼が、トマトをふんだんに盛合せた大きな皿を持ちこんでくると、それは王侯も及ばぬ豪勢さだった。われわれは、おいしい家庭用のパンと赤葡萄酒とを添えて、よく一緒にご馳走になったものだ。
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その鉢のなかには、林檎、バナナ、オレンジ、それに三個の梨とが、なんの変哲もなしに盛合せになっていた。「そうなのです」とレーンが言った。
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だから今回のこの取材で食べたフランス懐石はおいしかった。「海の幸の盛合せ」にはじまり、先のグリーンアスパラのあと「帆立貝レーズンソース」そして四番バッターの「オマール海老のフリカッセ、ソーテルヌ酒風味」さすがはと唸るほどの名前で、しかしこれがザックリとした豪快な味。そして口休めの「シャーベット」のあと「ヒレビーフ・グリエ、モリーユ茸ソース」が五番バッターとして走者一掃の大量得点。
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牛の串焼。にぎりずしの盛合せ。海老サラダ。
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