もっと切実

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  • そんなことよりも、友だちがいないことの方が、もっと切実せつじつで重要です。 橋本治『勉強ができなくても恥ずかしくない(1) ―どうしよう…の巻』より引用
  • けれども、もっと切実なおそれが、彼らの身肌に見るな見るなとささやいていた。 本庄陸男『石狩川』より引用
  • でもそんなことより私にはもっと切実な問題があった。 新井輝『ROOM NO.1301 10』より引用
  • 行方不明者は毎年、何千人と出ていたし、もっと切実な訴えが数多くあったからでもある。 西村京太郎『謎と殺意の田沢湖線』より引用
  • それは日蓮の時代よりももっと切実になっているのである。 倉田百三『学生と先哲』より引用
  • いやもっと切実な忠愛と敬礼を捧げきって骨も細りゆく姿だった。 吉川英治『三国志』より引用
  • 景気の悪さを訴える運転手の怨嗟えんさの声は東京でもよく聞くが、京都のそれはもっと切実さを含んでいた。 林真理子『ロストワールド』より引用
  • 声を失うということの日常性を改めて思い知る日々なのだが、病院を出たらもっと切実であるにちがいない。 加東康一『岳史よ、生命あるかぎり』より引用
  • しかしもっと切実な問題が常に元子の前にあった。 篠田節子『死神』より引用
  • 清水の存在がいつのまにか自分の中で重要になっていたのは、もっと切実で緊密きんみつで単純な何かがあったからだ。 乙一『さみしさの周波数』より引用
  • ふたりにはもっと切実な欲求があったからだ。 花村萬月『イグナシオ』より引用
  • 状況の把握よりももっと切実な問題の認識と、現状を動かすための方法を考えろ。 平坂読『ホーンテッド! 1』より引用
  • いや、当時よりマス・メディアがはるかに大量の情報をばらまいている現在のほうが、もっと切実といっていいかもしれない。 森本哲郎『日本語 根ほり葉ほり』より引用
  • 私が少年にして浅草で見た写真よりもまだまだ美しい、もっと切実な、奥ふかいものであった。 斎藤茂吉『三筋町界隈』より引用
  • 多分おまえよりももっと切実にな。 竹宮ゆゆこ『とらドラ! 第08巻』より引用
  • もっと切実に便器であり、ごく当り前の便器の形をしていた。 赤瀬川原平『優柔不断術』より引用
  • 今は日輪を拝する人々も、皆ある種の概念化した日を考えているようだが、昔の人は、もっと切実な心から、日の神を拝んで居た。 折口信夫『山越しの阿弥陀像の画因』より引用
  • もっと切実な、現実的な対象でなければ満ち足りない。 吉川英治『宮本武蔵』より引用
  • だが、その付近を駆けていたごきょうや、てんそう、フラノはもっと切実な危険を感知していた。 有沢まみず『いぬかみっ!08』より引用
  • 及ばぬ船の影を見送っている眼には、ただ乗遅れただけではない、もっと切実な恨みがみえた。 吉川英治『宮本武蔵』より引用
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