もっとも耐えがたい

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  • 夫とのセックスは結婚生活における義務の中で、もっとも耐えがたいものになりつつあることも確かだ。 森瑤子『別れ上手』より引用
  • それがもっとも耐えがたい結婚の義務だというのなら、そういう妻には、慰めが必要だ。 森瑤子『別れ上手』より引用
  • 結婚生活半ばにして、セックスがもっとも耐えがたい結婚の義務のように感じている女たちは、何もアメリカ人の専売特許ではないのだ。 森瑤子『別れ上手』より引用
  • そして、おそらくそのためであろう、逆境は、大部分の人たちにとってもっとも耐えがたいものとなるのである。 ルソー/太田不二訳『孤独な散歩者の夢想』より引用
  • もっとも語りにくいもの、もっとも耐えがたいものを語ろうとする衝動が、ことばにこのような不幸な機能を課したと考えることができます。 石原吉郎『望郷と海』より引用
  • 仲間はずれという事態は、順応をモットーとする彼のもっとも耐えがたいものだった。 井田真木子『もうひとつの青春 同性愛者たち』より引用
  • それは、自分と彼女との関係でもっとも耐えがたい一面を形づくっている、あの、もの問いたげな、彼の目には敵意ありげに見えるまなざしをした彼女のむすこのことであった。 トルストイ/木村浩訳『アンナ・カレーニナ』より引用
  • T君とその仲間にとって、寝床が倉庫の床からトレーラーの床へと移ったことは、さして苦痛ではなかったが、祭りのない期間は、週に五ドルしか給料をもらえないことを知らされて、それが現実となったとき、彼らは空腹という、もっとも耐えがたい忍耐をしいられることになった。 本田靖春『ニューヨークの日本人』より引用
  • 家庭の問題とか、カネがないとか、それはそれで辛いことであるが、若い時代、もっとも耐えがたいのは「希望」の不在ではなかろうか。 後藤正治『リターンマッチ』より引用