むさぼり食う

82 の用例 (0.00 秒)
  • その目に見えぬ肉体でぼくの姿をむさぼり食ってしまったやつなのだから。 モーパッサン/榊原晃三訳『モーパッサン怪奇傑作集』より引用
  • 彼女を内側からむさぼり食ってしまうような敵対的な異物かもしれない。 村上春樹『1Q84 BOOK3』より引用
  • 食卓につくと彼は、二日も前から物を食べなかったかのようにむさぼり食った。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • この数時間が、まるで数頭のおおかみのように、彼女をむさぼり食ったのだ。 レマルク/山西英一訳『凱旋門(下)』より引用
  • そうすれば、恋をむさぼり食う死が何をしようとかまいはしません。 シェイクスピア/大山敏子訳『ロミオとジュリエット』より引用
  • 石丸をはじめ、八人の女子学兵は幸せそうにクレープをむさぼり食った。 榊涼介『ガンパレード・マーチ 11 5121小隊の日常II』より引用
  • 他人の残飯をむさぼり食って生活している者は約二千人いると。 ウルフ/岡部宏之訳『新しい太陽の書1』より引用
  • 毒の死の雨に倒れた死者をむさぼり食っていたのだ。 カーソン/青樹簗一『沈黙の春』より引用
  • 中にはまだ最後の食事をむさぼり食っている最中なのにすでに身体が黄色くなりはじめているのもいた。 フィルポッツ/赤冬子訳『赤毛のレッドメーン家』より引用
  • 容疑者がサンドイッチをむさぼり食っている間に、また質問攻めにするのだ。 シムノン/長島良三訳『メグレと深夜の十字路』より引用
  • ひとつの扉の向こうには餓えた虎がおり、扉を開けばたちまちの内にむさぼり食われてしまう。
  • そこで、キノコがいくつか首を出しているのをみつけて、むさぼり食った。 ウェルズ/宇野利泰訳『宇宙戦争』より引用
  • まるで猛獣相手の闘技士が猛獣をむさぼり食っている闘技場の光景だった。 ヴェルヌ/大久保和郎訳『グラント船長の子供たち(下) 地の果ての燈台』より引用
  • 象はまず近くの沼で喉をうるおすと、潅木かんぼくの枝や葉をむさぼり食った。 ヴェルヌ/木村庄三郎訳『80日間世界一周』より引用
  • やや長い間、二人は子供が熟した果物くだものをむさぼり食うようにむさぼり合った。 海音寺潮五郎『天と地と(二)』より引用
  • 人々はホルモン焼きを餓鬼の如くにむさぼり食っているが、決して地獄ではない。 坂口安吾『安吾の新日本地理』より引用
  • 彼らは口もきかずに派手な音をたててむさぼり食った。 谷甲州『惑星CB 8越冬隊』より引用
  • 逃れようのない強い力で、肉塊は彼を抱きしめ、むさぼり食った。 皆川博子『水底の祭り』より引用
  • おげ丸はむさぼり食わずにはいられなかった。 山田風太郎『忍法封印いま破る』より引用
  • 家畜は突然それが好きになり、むさぼり食ってあげくのはては死んでしまう。 カーソン/青樹簗一『沈黙の春』より引用
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むさぼり食う の使われ方