むげに断る

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  • さっきの失点のおわびもあり、とてもむげに断る雰囲気ではなくなっていた。 田丸公美子『シモネッタのデカメロン イタリア的恋愛のススメ』より引用
  • 村人たちも相手が有力者飯田仁右衛門の娘とあっては、これをむげに断るわけにもいかなかったようだ。 山田正紀『闇の太守 御贄衆の巻』より引用
  • それだけに、困って頼ってきた人の頼みをむげに断ることができなかったのだ。 今野緒雪『スリピッシュ! 03 ひとり歩きの姫君(前編)』より引用
  • けど、好意でよく見える場所を提供してくれているわけだから、むげに断ることもできないし。 今野緒雪『マリア様がみてる 04 ロサ・カニーナ』より引用
  • 気は進まなかったが、これほど筋の通った要求をむげに断って野暮なやつだといわれるのもいやだったので、青年は同意した。 ハインライン『動乱2100』より引用
  • もちろん、頼まれたのは柏木先輩だから、むげに断ったりしない。 今野緒雪『お釈迦様もみてる 02 学院のおもちゃ』より引用
  • 滝沢はむげに断ったりしないと、頭では分かっている。 電車男『hermes』より引用
  • 話し合いが終わると、お茶でも飲みましょうよと誘ってきた柳田さんをむげに断って、私は部屋に戻った。 山本文緒『眠れるラプンツェル』より引用
  • それをむげに断ることもできないのだ。 峰隆一郎『新潟発「あさひ」複層の殺意』より引用
  • お千絵にしても、そのあたりがわかっているから誘いに来たので、むげに断るのも愛想がないと思い、るいはなんとなく承知した。 平岩弓枝『御宿かわせみ 21 犬張子の謎』より引用
  • 子会社としては親会社の要請をむげに断ることはできない。 佐藤正明『陽はまた昇る 映像メディアの世紀』より引用
  • ビデオ事業部長の高野としても、資金の面倒を見てもらわなければならないので、本社の参画をむげに断るわけにもいかない。 佐藤正明『陽はまた昇る 映像メディアの世紀』より引用
  • 西本とて若い女性のたのみをむげに断るほど女嫌おんなぎらいではない。 赤川次郎『悪妻に捧げるレクイエム』より引用
  • とはいえ、むげに断って相手を怒らせると、後の行程が気まずくやりにくくなる。 田丸公美子『パーネ・アモーレ イタリア語通訳奮闘記』より引用
  • 佐七はちょっと当惑したが、ほかならぬ神崎甚五郎のことばぞえもあり、むげに断るというわけにもいかない。 横溝正史『人形佐七捕物帳 10』より引用
  • 女性からの誘いをむげに断るわけにもいかず、食事やコンサートなどに付き合ううちに、ぼくは急速に絵美にかれていった。 曽根圭介『鼻』より引用
  • けれども、むげに断るわけにもいかなかった。 ツルゲーネフ/佐々木彰訳『猟人日記(上)』より引用
  • パラマウントは秦専務に吹き替え版をつくってみないかといわれると、東宝はだいじな得意先なのでむげヽヽに断るわけにいかない。 清水俊二『映画字幕の作り方教えます』より引用
  • トウゴウトウが僕を運び、空を飛んでくれたとき、「ハイランダーの頼みをむげに断るわけにはいかぬ」と言った。 宮部みゆき『ブレイブ・ストーリー 下巻』より引用
  • じつにながいこと、こうした職を得たい、得たいといっていただけに、いきなりむげに断るのは面目ないこと、さりとて、仕事となると、もうとまどってしまうのだった。 モーム/北川悌二訳『人間の絆(下)』より引用