まゐらせ候

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  • 先達而せんだつて御許おんもとにて御親類のやうに仰せられ候御婦人に御目に掛りまゐらせ候。
  • それのみ心に懸り候余さふらふあまり、悲き夢などをも見続け候へば、一入御案ひとしほおんあんじ申上まゐらせ候。
  • それは御遺置おんのこしおきの三枚の御写真にて何見ても楽み候はぬ目にも、これのみは絶えず眺め候て、少しは憂さを忘れ居りまゐらせ候。 ...
  • みづか穿うがちてりし白き墓穴はかあなよりふみまゐらせさふらふ ...
  • 一々御返じもいたさず、さぞさぞ御あんじの事と存じまゐらせ候。
  • 生れてより神仏かみほとけを頼み候事さふらふこととては一度も無御座候ござなくさふらへども、此度このたびばかりはつくづく一心に祈念致し、吾命わがいのちを縮め候代さふらふかはりに、必ず此文は御目おんめに触れ候やうにと、それをば力に病中ながら筆取りまゐらせ候。 ...
  • なほ又新年に相成候はゞ、不調法の詠草うかがい申上度、よろしくねがひ上まゐらせ候。
  • 唯其折ただそのをりの形見には、涙のひまに拝しまゐらせ候御姿おんすがたのみ、今に目に附き候て旦暮忘あけくれわすれやらず、あらぬ人の顔までも御前様おんまへさまのやうに見え候て、此頃は心も空に泣暮し居りまゐらせ候。
  • 左様に候へば、此御まな料、まことに麁末そまつの御事におはしまし候へども、歳末の御祝儀申上まゐらせ候しるしまでにさし上まゐらせ候。
  • 御目録にて失礼の御事、よろしく御断おことわり申上まゐらせ候。
  • 御前様おんまへさまの数々御苦労被遊候間あそばされさふらふあひだに、私とても始終人知らぬ憂思うきおもひを重ね候て、此世には苦みに生れ参り候やうに、唯儚ただはかなき儚き月日を送りまゐらせ候。
  • 百度千度繰返ももたびちたびくりかへし候ても、是非に御耳に入れまゐらせ度存候たくぞんじさふらへども、今此の切なく思乱れ居候折をりさふらふをりから、又仮初かりそめにも此上に味気無あぢきなき昔を偲び候事は堪難たへがたく候故、ここには今の今心に浮び候ままを書続けまゐらせ候。 ...
  • 惜き惜き此筆とどめかね候へども、いつの限無く手に致し居り候事もかながたく、折から四時の明近あけちかき油も尽き候て、手元暗く相成候ままはやはやこひしき御名をしたため候て、これまでの御別おんわかれと致しまゐらせ候。 ...
  • 「さては、このうち小田村兄さま、かの二男の方を、養子にもらひをき候まま、みなさまへ、おんはかりなされて、おもらひなさるべく、頼み入りまゐらせ候」 玄瑞は、ここでようやく死を決意したのだ。 ...
  • また曲翠へ「一樽賢慮にかけさせられ、寒風を凌ぎ、辱く存じ奉り候」とか、「油のような酒五升といふは、富貴の沙汰なり、蕎麦粉一重、小使銭二百文、忝く存じまゐらせ候」というような書簡もある。 ...
  • 私は何故なにゆゑ富山に縁付き申候や、其気そのきには相成申候や、又何故御前様の御辞おんことばには従ひ不申まをさず候や、唯今ただいまと相成候て考へ申候へば、覚めてくやしき夢の中のやうにて、全く一時の迷とも可申まをすべく、我身ながら訳解らず存じまゐらせ候。 ...