まわりを取り巻く

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  • 囚人たちは事実上、控の間から出て、その男のまわりを取り巻いていた。 ウルフ/岡部宏之訳『新しい太陽の書2』より引用
  • さらに数名の女人軍が、闇の中よりバラバラと丹左のまわりを取り巻いた。 横溝正史『髑髏検校』より引用
  • まわりを取り巻く自然は、いつもながらの夏を送ろうとしていた。 城山三郎『忘れ得ぬ翼』より引用
  • 九人の裸の人間が、三人のまわりを取り巻いて、背を丸めて飛び跳ねていた。 ウルフ/岡部宏之訳『新しい太陽の書3』より引用
  • 英治は、まわりを取り巻いたみんなに、谷本からの報告を話して聞かせた。 宗田理『ぼくらの七日間戦争』より引用
  • 色彩しきさいにたとえるなら、灰色のもやが軍太のまわりを取り巻いていた。 辻真先『私のハートに、あなたのメスを』より引用
  • また、目撃地域のまわりを取り巻く環境もあってか、その正体についての様々な説がある。
  • と、立ちかけたかの女の肩を突いて、そのまわりを取り巻いた。 吉川英治『野槌の百』より引用
  • 村の主だった者がすべて集められ、それ以外の者も集会場となった酒場のまわりを取り巻いていた。 水野良『ロードス島戦記 外伝「ハイエルフの森 ディードリット物語」』より引用
  • まわりを取り巻いているのは、彼女の敵ばかりだった。 アレクサンドル・デュマ/江口清訳『三銃士(下)』より引用
  • ギラギラした大刀の数が、車の歯のように、弦之丞のまわりを取り巻いている。 吉川英治『鳴門秘帖』より引用
  • 門外にもまだいるらしいが、居あわせた十数名の武者は、彼のまわりを取り巻いていた。 吉川英治『新書太閤記(七)』より引用
  • 村の華麗な英国風の別荘、家のまわりを取り巻いている花壇には花が一面に咲きにおっている。 ドストエフスキー/工藤精一郎訳『罪と罰』より引用
  • 濡れた霧の柱さながらに、勇士たちがそのまわりを取り巻く。 ゲーテ/井上正蔵訳『若きウェルテルの悩み』より引用
  • 彼が拳骨をかためて老人の鼻先へ突き出すと、子供が輪を小さくしてまわりを取り巻いた。 アンデルセン/神西清訳『即興詩人(上)』より引用
  • しかし、海がれていたため、島のまわりを取り巻いている暗礁あんしょう地帯がけられず、三日も沖で待機していなければならなかった。 水野良『ロードス島戦記 4 火竜山の魔竜(下)』より引用
  • 仲間たちは、肉屋を見ると、すぐそのまわりを取り巻いた。 下村湖人『次郎物語』より引用
  • 巡業で来ているらしいロカビリーの歌手が朝飯を喰っていて、女の子たちがそのまわりを取り巻くようにテーブルについている。 阿佐田哲也『新麻雀放浪記』より引用
  • 彼女はデリケートな子供で想像ゆたかな少女ではあったが、まわりを取り巻いている健康な人々の息吹きに触れて、それらが決して埒外に出ることはなかった。 ウルフ/鈴木幸夫訳『波』より引用
  • そして肱掛椅子ひじかけいすにしどけなく身をよせかけて、まわりを取り巻いてる将校らに声高く話していた。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用