まだ生々しい

46 の用例 (0.00 秒)
  • と、階を上がって、中央の卓の上に、まだ生々しい一個の首級を置いた。 吉川英治『三国志』より引用
  • それが私の見た二度目の死で、一度目の死の悲しみが私の心にまだ生々なまなましかったのだ。 スティーブンソン・ロバート・ルイス『宝島』より引用
  • あのときの衝撃はまだ生々しい記憶となって残っている。 中野順一『セカンド・サイト』より引用
  • 服や腕は、汗とまだ生々しい血でべとべとになり、顔も汚れていた。 森博嗣『X 03 タカイ×タカイ』より引用
  • その剣はあたかもまだ生々しい血で濡れているように見えます。 セルバンテス/荻内勝之訳『ペルシーレス(下)』より引用
  • スコローペンとかわした会話は頭のなかにまだ生々しく残っていた。 R・エイヴァリー『ゼロスの戦争ゲーム』より引用
  • 中央側には大氷塊、クレバスが見え、左の方には雪崩の跡がまだ生々しい。 植村直己『エベレストを越えて』より引用
  • 背中のほうの傷は古く、字の形が崩れかけていたが、右腕の文字はまだ生々しかった。 桐生操『美しき殺人法100』より引用
  • ポーランド人にとって、ドイツがなした暴虐の記憶はまだ生々しい。 五味康祐『西方の音』より引用
  • 保郎はこの時、三十年前の日本人の罪が、まだ生々なまなましく生きていることを痛感させられた。 三浦綾子『ちいろば先生物語』より引用
  • 空襲の跡がまだ生々しい1946年ごろに出来た闇市にそのルーツを持つ。
  • ところどころまだ生々しくぬれていてその上に血のにじんだ鉋屑があった。 フィルポッツ/赤冬子訳『赤毛のレッドメーン家』より引用
  • なる程ズボンの膝のところに、まだ生々しい血のりがついていた。 平林初之輔『山吹町の殺人』より引用
  • さすがに更衣室の中には、事件の痕跡こんせきがまだ生々なまなましく残っている。 三雲岳斗『レベリオン 第03巻』より引用
  • だが吉田にとってまだなま々しかったのはその目高を自分にも飲ましたらと言われたことだった。 梶井基次郎『のんきな患者』より引用
  • 剥きだしとなった彼の肌のいたるところには、まだ生々しく血を流す傷があった。 西野かつみ『かのこん 第11巻 ~アイはぼくらをすくう!~』より引用
  • 三日前に笞うたれたときの背中の傷がまだ生々しいので、ワンは苦痛の叫びをあげた。 フーリック/大室幹雄訳『中国梵鐘殺人事件』より引用
  • 伊賀屋の女主人に手をにぎられた感触が、まだ生々しく残っていた。 車谷長吉『赤目四十八瀧心中未遂』より引用
  • それはユーリが生まれるより何年も前の話だが、忘れ去られるにはまだ生々しい記憶であった。 富永浩史『スフィア ―哀しみの青想圏―』より引用
  • 昨日、チユリとタクムの前から走って逃げた記憶きおくはまだ生々しい。 川原礫『アクセル・ワールド 01 -黒雪姫の帰還-』より引用
  • 次へ »