まだ大分

77 の用例 (0.01 秒)
  • 夏の休暇はもう取ってしまって、クリスマスまでにはまだ大分間があった。 ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 上巻』より引用
  • 展覧に時刻を移したが、初夏の日は猶高く食時にもまだ大分間がある。 永井荷風『百花園』より引用
  • 自動車の中で途々みちみち ふところ 勘定かんじようをしてみると、金はまだ大分残っていた。 横溝正史『芙蓉屋敷の秘密』より引用
  • まだ大分走らなければならぬが、それも仕方ないと思う。 井上靖『私の西域紀行(下)』より引用
  • 金の力で支配出来ない真に偉大なものが彼の眼に這入はいって来るにはまだ大分があった。 夏目漱石『道草』より引用
  • 駅に着いたけれど、学校までは、まだ大分歩かなくてはならない。 夏石鈴子『バイブを買いに』より引用
  • 夕食まではまだ大分時間があるはずだ。 楡周平『マリア・プロジェクト』より引用
  • 彼の話では、まだ大分金が余っていることになっていた。 ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 上巻』より引用
  • 飛行機は三百席以上もあるトライスターなので、空席はまだ大分残っているようだ。 夏樹静子『アリバイの彼方に』より引用
  • 日がすっかり沈んで、けれども夜のやみが完全にあたりを包みこんでしまうには、まだ大分時間があった。 森瑤子『風物語』より引用
  • あの大きな樹の前を過ぎて、まだ大分行かなければT橋にはならないのだらうと雄二は思つた。 原民喜『潮干狩』より引用
  • すっかり夜が明けてしまうまでには、まだ大分間があった。 三浦哲郎『真夜中のサーカス』より引用
  • 時間表を見ると四日市行はまだ大分時刻がある。 長塚節『松虫草』より引用
  • いよいよ事件は大団円だが、僕にはまだ大分判らない点がある。 浜尾四郎『殺人鬼』より引用
  • 日比谷の四辻には電車を待つ人がまだ大分立っている。 永井荷風『つゆのあとさき』より引用
  • まだ大分残っていますか。 高浜虚子『漱石氏と私』より引用
  • 家へ向ってではなく、まだ大分遠い、サイレンの声にひかれて。 赤川次郎『殺意はさりげなく』より引用
  • 尾張町おわりちようの角でタクシーを乗り捨てて、電気時計を見ると飯を食うにはまだ大分時間があった。 横溝正史『芙蓉屋敷の秘密』より引用
  • 彼が帰るといいだしたとき、ある先生が挨拶がわりにと、汽車にはまだ大分時間がありますがね、といった。 モーム/北川悌二訳『人間の絆(上)』より引用
  • もうひるをはるかにまわっているのに、まだ大分のこっている。 海音寺潮五郎『新太閤記(一)』より引用
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