ひょいと顔をあげ

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  • ひょいと顔をあげてみると、ほかの人たちはみんな、家のほうを見ていたのです。 ...
  • 真一の膝のすぐ脇に座っていたロッキーが、ひょいと顔をあげた。 ...
  • それがひょいと顔をあげたところを見て、揺珠は驚きの声を上げるところだった。
  • 数歩のところで、村尾は彼を意識していたようにひょいと顔をあげて、彼の方を見た。 ...
  • ひょいと顔をあげたのがいかにも英男さんに似て居る。 ...
  • 府庁の前の公園の葉をおとした藤棚ふじだなの下に腰をおろした二人連の若い男を曾田はみたが、その二人がひょいと顔をあげて自分の方をみたとき、その寒そうな細い表情をした二人の顔は人間の顔だ。 ...
  • 店では老婆が品物を並べていたが、終ってひょいと顔をあげたひょうしに、店頭へ来た世高を見つけた。 ...
  • ビールの三パイントめに悪戦苦闘していたアーサーは、ひょいと顔をあげてフォードを見た。 ...
  • そう口走ったとたん、軍服の男がひょいと顔をあげた。 ...
  • トンネルの床にうずくまって、片腕でなにかやっていたらしいのだが、井川老刑事に声をかけられてひょいと顔をあげた瞬間、まともに懐中電灯の照射を浴びたわけである。 ...
  • 「どっちみち、もう行くところだったんだ」 ぼくがレジスターの前を通って外へ出ようとすると、出納係がひょいと顔をあげた。 ...
  • 川田はひょいと顔をあげると、優しい声でたずねた。 ...
  • 江崎みな子は、ひょいと顔をあげて外を見た。 ...
  • その時まで、ポールの根元にうずくまっていた黒い影が、ひょいと顔をあげると、こちらを向いてすっくと立ち上がったのである。
  • 乃梨子がひょいと顔をあげた。 ...
  • 「やあ、婆さん、ちょっとものをたずねるがね」 志村刑事が声をかけると、老婆はひょいと顔をあげ、眼鏡越しに志村刑事と、刑事の背後にいる金田一耕助と等々力警部を見ているが、その顔色には特別の感情はあらわれていない。 ...
  • その重い心の底を、五月の風がさっと冬の風のように吹き渡り、小沢は何か寒々とした想いで、S署の玄関に佇んでいたが、やがてひょいと顔をあげた途端、小沢ははっとした。 ...