はっきり聞える

23 の用例 (0.00 秒)
  • そこに立っていると二階の歌声はすぐ近くで聞くようにはっきり聞える。 新田次郎『孤高の人』より引用
  • ここ半マイル離れた地点においてすらその音は野原を越えてはっきり聞えた。 ナポレオン・ソロ・シリーズ『05 人類抹殺計画』より引用
  • みんなの行った方から、あのいい音がいよいよはっきり聞えて来た。 宮沢賢治『黄いろのトマト』より引用
  • 月を見てから後は雨戸をしめても、うるさいほどはっきり聞えたんだからね。 豊島与志雄『好意』より引用
  • しばらくするとすぐ傍でぴちゃぴちゃとで水を撃つ音がはっきり聞えた。 森鴎外訳『諸国物語(上)』より引用
  • どこからかこんな声がはっきり聞えて来ました。 宮沢賢治『マグノリアの木』より引用
  • カーラジオの声ははっきり聞えているのに、どこにあるのかわからなかった車がそこに隠してあったのだ。 天藤真『大誘拐』より引用
  • すると疑いもない女の児の泣き声が、上の方から今度ははっきり聞えて来るではありませんか。 夢野久作『クチマネ』より引用
  • 声にはならない異様などよめきが、男具那の耳にはっきり聞えた。 黒岩重吾『白鳥の王子 ヤマトタケル 1 大和の巻』より引用
  • 姉の言葉が洋一には、急にはっきり聞えたような気がした。 芥川竜之介『お律と子等と』より引用
  • けれど復一のところまでははっきり聞えて来なかった。 岡本かの子『金魚撩乱』より引用
  • 小さい子供の言うことは、はっきり聞えるし、こちらも話しやすい。 川端康成『乙女の港』より引用
  • しかししわがれた婆さんの声は、手にとるようにはっきり聞えました。 芥川竜之介『アグニの神』より引用
  • う声がどこからかはっきり聞えて来ました。 宮沢賢治『マグノリアの木』より引用
  • 勝手許で用をしている小母おばさんの物音が間を置いてははっきり聞えるようだった。 豊島与志雄『生あらば』より引用
  • 朝の澄みきった静けさの中では、どんな小さな物音でも、はっきり聞えた。 トルストイ/木村浩訳『アンナ・カレーニナ』より引用
  • 驚いた女帝は覆衾を取ったらしく涼し気な声がはっきり聞えて来た。 黒岩重吾『落日の王子 蘇我入鹿(下)』より引用
  • しんとあたりのしずまった中に、その音がいやにはっきり聞えた。 石川淳『焼跡のイエス・処女懐胎 他』より引用
  • すると突然とつぜん、次の間で静かな足音がはっきり聞えましたので、ハッとしました。 ドイル/延原謙訳『シャーロック・ホームズの叡智』より引用
  • その声だけがはっきり聞えてくる。 蒲原有明『夢は呼び交す』より引用
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