なく忽然と

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  • 彼女は幼少の頃より理由もなく忽然こつぜんと消えてしまうことがしばしばあった。 千葉暁『アルス・マグナ4 大いなる秘法 邪教の都』より引用
  • 結果は、水爆がどこからともなく忽然こつぜんと出現するのと、同じことになります。 ホーガン『創世記機械械』より引用
  • 兼家が手の中で弄んでいた匕首が、前触れもなく忽然と姿を消した。 三雲岳斗『カーマロカ 将門異聞』より引用
  • なんの理由もなく忽然こつぜんとこの道に誘われて、そして思わぬおみやげを手に入れたのだから。 阿刀田高『待っている男』より引用
  • 若い女が建物を出るなり、二人は両側から彼女の腕を押え、どこからともなく忽然こつぜんとやって来た車に彼女を押し込んだ。 ガードナー/池央耿訳『緋の接吻』より引用
  • その船の指揮官は、巨大な船がネヴィアからの三人の逃亡者を救いに、いずこからともなく忽然こつぜんと出現したことに気づいていた。 E・E・スミス/小西宏訳『(レンズマン・シリーズ6) 三惑星連合軍』より引用
  • 概略は以上のようなものであろうが、これらの川にはそれぞれいくつもの支流があり、ほりに化けてしまったのもあれば、渋谷川のように、どこからともなく忽然こつぜんと現われ、他の川が東へ向うのに自分だけは南へ流れるという変なのもある。 宮脇俊三『終着駅は始発駅』より引用
  • セフレーニアはさまざまに手をつくして治療を試みたが、とうとうある風の強い秋の朝、ダナエ王女の誕生から数ヵ月を経たころ、二人はどこへともなく忽然と姿を消してしまった。 エディングス『エレニア記6 神々の約束』より引用
  • どこからともなく忽然と現れ、供物を喰い荒らし、供物で作った車や舟に乗って去っていきます、と。 三雲岳斗『カーマロカ 将門異聞』より引用
  • その日は何人もの人が光徳寺に集まり、宴席には都会では乏しくなっていた食物が豊富に出て来るうえに、ひそかに製造されている濁酒が、どこからともなく忽然と現われて来た。 長部日出『鬼が来た 棟方志功伝(下)』より引用
  • 読者は、少年のころの志功が、野間歯科の長女茂子に憧憬の念を寄せていて、彼女がオルガンを弾き始めると、きまってどこからともなく忽然と姿を現わしたときのことをご記憶であろうか。 長部日出『鬼が来た 棟方志功伝(下)』より引用
  • さすがに、チャン・リイ・チンも、音もなく忽然と姿をあらわすといったふうの芝居がかったまねはしなかった。 ハメット/砧一郎訳『コンティネンタル・オプ』より引用
  • もう跡形もなく忽然と。 竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 02 綿流し編Tips&お疲れ様会』より引用

なく忽然と の使われ方