なかなか上手

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  • 西郷は山りも川や海のすなどりも好きで、またなかなか上手だったそうです。 海音寺潮五郎『寺田屋騒動』より引用
  • 読んだ人がちょっと行ってみたくなるような、なかなか上手な旅行記であった。 椹野道流『鬼籍通覧3 壷中の天』より引用
  • 彼女はギターがなかなか上手だったが、それに合せて歌うこともあった。 カポーティ/龍口直太郎訳『ティファニーで朝食を』より引用
  • そして、色々の節を吹いていたが、それがなかなか上手にやっていた。 宮城道雄『声と人柄』より引用
  • 本職の芸当はなかなか上手であったが、かれはいろいろの悪い癖をもっていた。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • なかなか上手じようずじゃないかと娘にあとで言うために。 福永武彦『忘却の河』より引用
  • 父親はそういう話をするのがなかなか上手だった。 村上春樹『1Q84 BOOK1』より引用
  • そのとき副委員長が顔をあげ、さつき委員長が読んで、なかなか上手だと言つてゐたと告げた。 丸谷才一『女ざかり』より引用
  • 絵もなかなか上手で、私のところにある下絵の中でも良いのは大てい写して行かれました。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • 相当のことだけはして、誰にもそんなに見縊みくびられもせずに伸ばして行くところは、なかなか上手なものです。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 美和子は、その運転が、なかなか上手にいかなくて、くさっていた時があった。 西村京太郎『完全殺人』より引用
  • オートバイの爆音、自動車の音などはなかなか上手だといいます。 小出楢重『油絵新技法』より引用
  • 平太先生の骨つぎはすこし手荒らだという評判だが、なかなか上手じようずで患者の恢復かいふくが早いのである。 井伏鱒二『多甚古村』より引用
  • 彼女は全体として、なかなか上手な語り手だから、ぼくが手を加えたって、よい文章になるわけではない。 エミリー・ブロンテ/岡田忠軒訳『嵐が丘』より引用
  • これは、なかなか上手な作戦と云うべきである。 梶山季之『現代悪女伝・欲望の罠』より引用
  • ふみ子の運転もなかなか上手なので、その頃のわたしはすっかり安心しきって、のんびりと構えていたのである。 鮎川哲也『朱の絶筆』より引用
  • なかなか上手に、面白そうに話すんですけれど、ただどうにもわからないんですのよ。 チェーホフ/中村白葉訳『桜の園』より引用
  • そのせいか、説明はなかなか上手であった。 山田智彦『銀行 男たちの挑戦』より引用
  • 彼自身なかなか上手に字を書けたからだ。 ソロー/神原栄一訳『森の生活』より引用
  • 小雪ちゃんというひと、ろくな教育をうけていないんですが、字もなかなか上手ですし、文章もそのとおりしっかりしておりますでしょう。 横溝正史『金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家 上』より引用
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