どうにか切り抜け

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  • この春はどうにか切り抜けたが、一年間の執行猶予を与えられたようなものだ。 横山秀夫『クライマーズ・ハイ』より引用
  • 大事な作戦を前にして、予想外のトラブルをどうにか切りけたことで安堵あんどしていた。 山本弘『サーラの冒険 6 やっぱりヒーローになりたい !』より引用
  • しかし、多くの人に助けてもらうことで、難しい局面をどうにか切り抜けてくることができた。 沢木耕太郎『一瞬の夏』より引用
  • 腕を絡めていた志摩子さんが支えていてくれたからどうにか切り抜けられたけれど、あと一分とかあの場にいたらしゃがみ込んでいたかもしれない。 今野緒雪『マリア様がみてる 24 仮面のアクトレス』より引用
  • このような人の波の中をどうにか切り抜けて通ろうというには、宮廷人か大貴族か、それとも美しい女でなければできなかった。 アレクサンドル・デュマ/江口清訳『三銃士(上)』より引用
  • それだけあればどうにか切り抜けられるということです。 バルザック/佐藤朔訳『従妹ベット(上)』より引用
  • 自分ではどうにか切り抜けたつもりだったの。 モーム/西村孝次訳『モーム短編集「手紙」』より引用
  • カウンターに坐っているのに、お客様に一言も口をきかなくて、一緒に坐っている人が、その場を取り繕って、どうにか切り抜けたのに、その次の日も、一言も口をきかない。 夏石鈴子『いらっしゃいませ』より引用
  • おかげで授業中、教師に指名されたときには質問に答えることができず、榛原孝太郎はいばらこうたろうに解答をこっそり教えてもらってどうにか切り抜けた。 三雲岳斗『レベリオン 第03巻』より引用
  • いつも与えられた困難だけを、どうにか切り抜けてきた、いわゆる世の経験家や苦労人は、一見意外に思われるほど発育不全な自己を持っているのである。 小林秀雄『モオツァルト』より引用
  • いつも与えられた困難だけを、どうにか切り抜けて来た、所謂いわゆる世の経験家や苦労人は、一見意外に思われるほど発育不全な自己を持ってもいるのである。 小林秀雄『モオツァルト・無常という事』より引用
  • どうにか切り抜けたようでホッとしたときだ。 野村美月『文学少女シリーズ03 “文学少女”と繋がれた愚者』より引用
  • そしてそのあと、おかみさんと近所に住むというその従妹から、おまえは天草者とは見えないがどこの者かとか、おサキさんはどんな暮らしをしているのかとか、根掘り葉掘りの質問攻めに会い、それをどうにか切り抜けて十二時頃床に就かせてもらったが、しかしわたしは、アルバムのことが気になってどうしても眠れなかった。 山崎朋子『サンダカン八番娼館』より引用
  • どうにか切り抜けたらしい、わたしが邪魔をすることはない、こう思って、うとうとしかけたんです。 エミリー・ブロンテ/田中西二郎訳『嵐が丘』より引用
  • これは日本だけの話ではなく、外国でも偉い学者の伝記といえば、貧乏をして、いろいろな迫害を受けて、その中をどうにか切り抜けて、何かの発明をするとか発見をするとかいう話が多いようである。 中谷宇吉郎『楡の花』より引用
  • 風呂場ふろばでの騒動そうどうをどうにか切り抜けた峻護は自室にもどり、ようやく人心地ひとごこちついていた。 鈴木大輔『ご愁傷さまニノ宮くん 02』より引用
  • ひとりきりで、どうにか切りけなければならない。 喬林知『今日からマ王 第02巻 「今度はマのつく最終兵器!」』より引用
  • 一部の水夫はクラックサントの浅瀬を歩いたり、水の中をどうにか切り抜けたりしながらフリーラントへ向かった。
  • しかし、なんだかんだといいながらも、どうにか切り抜け、年末から正月一杯を、なにもせずにぼんやりとすごすのが、近年の例となってしまった。 星新一『きまぐれ星のメモ』より引用
  • 幸い、司祭のところの老僕が隣りに坐ったので、いちいち真似をして、どうにか切り抜けた。 ヴィドック/三宅一郎訳『ヴィドック回想録(1)』より引用
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