とるものも取りあえず

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  • それはもう夜半すぎだったが、中宮はとるものも取りあえず、車にかくれた。 吉川英治『私本太平記』より引用
  • 貝三はとるものも取りあえず、電話室へ駆けつけると、瀬川の家へ電話をかけてみた。 横溝正史『花髑髏』より引用
  • 私はとるものも取りあえずいそいで彼の宅につくと、これはしたり、意外にも彼は旅行でもするつもりと見え、スーツケースのそばでしきりと何か片づけている。 浜尾四郎『殺人鬼』より引用
  • 征東大将軍の御目代の御命令ということでありますので、とるものも取りあえず出頭いたしました。 海音寺潮五郎『平将門 下巻』より引用
  • こう申し上げるのだ、〝このほど陸奥境の形勢がおだやかでないむねの注進がありましたので、主人秀郷はとるものも取りあえず行き向っております。 海音寺潮五郎『平将門 下巻』より引用
  • 事件の報知がはいるやいなや、H・Mとマスターズ警部とわたしの三人は、とるものも取りあえず、ただちに警察自動車に便乗して、遠くブリクストンの現場まで長駆した。 カー/平井圭一訳『黒死荘殺人事件』より引用