とび散る

40 の用例 (0.00 秒)
  • このままでは、砂はとび散って、砂山は影も形もなくなってしまうだろう。 陳舜臣『秘本三国志 04 (四)』より引用
  • しかし、スリップにとび散って犯人がわかるものというと何だろうな? 山村美紗『京都殺人地図』より引用
  • 歩道を歩いていた人びとは、それを見ると、くもの子のようにとび散る。 横溝正史『真珠塔・獣人魔島』より引用
  • わずかだが、血がとび散ってコンクリートのゆかよごしたように見えた。 富野由悠季『機動戦士ガンダムⅠ』より引用
  • 血のとび散り方も、犯人が、室内から、外の男をおそった形になっています。 山村美紗『京都殺人地図』より引用
  • と、そのはずみに食べかけのポップコーンがバラバラと床にとび散った。 藤村由加『人麻呂の暗号』より引用
  • とび散ったガスがその顔の表情をびっくりしたように変え、連れの警官はそいつのほうに倒れていった。 ハインライン『メトセラの子ら』より引用
  • 太陽が粉になってとび散ったように、空よりも地面のほうがまぶしい朝だった。 安部公房『飢餓同盟』より引用
  • 彼の意識内の視界いっぱいに、わけのわからない火花のようなものがとび散っていた。 筒井康隆『(「七瀬」三部作 1) 家族八景』より引用
  • ガラスはガチャンと音を立ててとび散り、破片はほとんど内側へとんだ。 ナポレオン・ソロ・シリーズ『11 世界木枯し作戦』より引用
  • 彼が運んでくると風でそれがとび散り、遠くから見るとまるで雪が降っているようだった。 ナポレオン・ソロ・シリーズ『11 世界木枯し作戦』より引用
  • こんどこそは砲弾が命中して、機体はばらばらにとび散ったかと思われる。 海野十三『浮かぶ飛行島』より引用
  • キューポラは爆発して熔鉄ようてつが五百メートル四方にとび散ったということです。 海野十三『人造人間殺害事件』より引用
  • そしてそれに続いてすくなくともまた鏡が二枚こわれてとび散った。 ナポレオン・ソロ・シリーズ『15 スラッシュ株式会社』より引用
  • 顔半分に血潮がとび散っていて悽惨ではあるが、苦痛の色はない。 平岩弓枝『御宿かわせみ 05 幽霊殺し』より引用
  • 茶碗がとび、残っていた茶が、着物の下前にもとび散ったのだと思われます。 山村美紗『京都西陣殺人事件』より引用
  • 彼らの絶叫は短く、その死体は五メートルのむこうまでとび散った。 エリスン『世界の中心で愛を叫んだけもの』より引用
  • 日本のいまのままの現代文学は、歴史の将来のある期間に、とび散ってしまうことになるかもしれない。 宮本百合子『人間性・政治・文学(1)』より引用
  • でもやっぱり水はとび散り、こぼれて一滴だって残りはしないのさ。 日本民話の会編訳『世界昔ばなし(上) ヨーロッパ』より引用
  • と、彼女の手が震え、コンパクトの鏡が床の上に落ちて、破片がとび散った。 クイーン/田村隆一訳『Xの悲劇』より引用
  • 次へ »