とっぷり暮れる

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  • いよいよ定期演奏会が迫ってきて、練習は毎日続き、しかも日がとっぷり暮れるまで押しに押した。 雫井脩介『クローズド・ノート』より引用
  • 日がとっぷり暮れるころ、西田牧場で働く若者たちが大勢で三百本の大根を運んできた。 上西晴治『十勝平野(上)』より引用
  • ここで日がとっぷり暮れるまで、遠征えんせいについて、こと細かくうち合わせた。 バローズ『火星シリーズ02 火星の女神イサス』より引用
  • やがて月娘と李嬌児は帰って行ったが、金蓮と玉楼はとっぷり暮れるまで遊んでいた。 作者不詳/富士正晴訳『金瓶梅(上)』より引用
  • 僕は、日がとっぷり暮れるのを待って、役所の門を出た。 海野十三『深夜の市長』より引用
  • 秋の日は、六時頃にはもうとっぷり暮れるので、午後三時に頂上を出ると、ふもとへ出て町へはいるときは、町にも港にもがいっぱいついているはず、すこし山の上で遊びすぎておそくなった。 海野十三『少年探偵長』より引用
  • わしゃあ横笛を持って行った、そしてみんなは日がとっぷり暮れるまでファランドールをおどるのさ。 ドーデ/大久保和郎訳『風車小屋だより』より引用
  • とっぷり暮れるころ、小次郎は、郎党四人を連れて、豊田に向った。 海音寺潮五郎『平将門 上巻』より引用
  • わたくしは、ずっとそのかくれがにひそんで呼吸いきをこらしておりましたが、とっぷり暮れるのを待って、おかい上りました。 海音寺潮五郎『平将門 中巻』より引用
  • 四辺あたりがとっぷり暮れると、独りでいるさよは、燈火の明るい自分の家ばかりたった一つ、広い田園の暗闇の中に、提燈のように目立っていそうな気がした。 宮本百合子『心の河』より引用
  • つめたい風に吹かれながら、とっぷり暮れるまで川筋を見て歩き、心覚えしてから、庄内川の堤の上をてくてくと下流にさがり、渡しをわたって琵琶島に出て、姉を訪ねた。 海音寺潮五郎『新太閤記(一)』より引用
  • 日がとっぷり暮れると、行きつけのメソン「トレ・デ・ラ・プラタ」で食事をする。 野沢尚『龍時(リュウジ)02―03』より引用
  • とっぷり暮れるまで、岩根に腰かけて休んでいた。 吉川英治『新書太閤記(三)』より引用
  • 夕闇がだんだん濃くなり、トンボの姿がとらえにくくなるけれども、私たちはとっぷり暮れるまで、思いきり遊んだ。 色川武大『花のさかりは地下道で』より引用
  • 日がとっぷり暮れる。 作者不詳/富士正晴訳『金瓶梅(上)』より引用