とき突如

29 の用例 (0.00 秒)
  • なぜ、そのとき突如として心に変化が起ったのか、自分でもわからない。 山田風太郎『幻燈辻馬車(下)』より引用
  • 豪快な南竜公は、このとき突如としてこの娘にはげしい肉欲をおぼえた。 山田風太郎『忍法帖6 魔界転生 上』より引用
  • そのとき突如として、空中に、シートンの投射結像が出現したのであった。 E・E・スミス/川口正吉訳『ヴァレロンのスカイラーク』より引用
  • そのとき突如としてティラン人が現われ、全宇宙的統一をわずか十年にして達成したのである。 アシモフ/川口正吉訳『暗黒星雲のかなたに』より引用
  • 昼間、風もないとき突如として浪が山のように盛りあがって押しよせたという。 井伏鱒二『多甚古村』より引用
  • そのとき突如、ぬっと突き出た岩棚の上に身を置いたかのように、彼女は言い出した。 ウルフ/大澤実訳『ダロウェイ夫人』より引用
  • 恋は、あるとき突如として当人に認識されるのですけれども、実は恋には要因があるのです。 姫野カオルコ『バカさゆえ…。』より引用
  • この現実を直視していたルターは苦しみ続けたが、あるとき突如光を受けたように新しい理解が与えられるという経験をする。
  • そのとき突如女のくぼんだ顔に恐怖がよぎるのを見た。 ムーア『暗黒神のくちづけ―処女戦士ジレル』より引用
  • そのとき突如とつじよとして佐古の背後に凶悪きよくあくな気配が起きた。 森村誠一『異型の街角』より引用
  • そのとき突如三人の怪しい男が繁みから飛びだして、婦人の方へツカツカと進んだ。 ルブラン/保篠龍緒訳『813(上)(ルパン・シリーズ)』より引用
  • その時点で、とうとう真実が私に現われた、というのも、そのとき突如私は思い出した、ツァオ博士が一定の間隔を置いては首都へ本の包みを急送していたことをだ。 フーリック/大室幹雄訳『中国黄金殺人事件』より引用
  • 八代目團十郎はその美貌によって広い人気を集めたが、32歳のとき突如として自殺するという衝撃的な最期を遂げた。
  • 私は、闇のなかにまざまざと見える彼女の姿を驚嘆して眺めていましたが、そのとき突如として彼女の語った言葉のなかにある一つの意味、私にとって、彼女を間然かんぜんするところのないほど崇高なものとした神秘的な意義が、はっきり読みとれたような気がしました。 バルザック/菅野昭正訳『谷間のゆり(上)』より引用
  • それを罹災区域関係連絡員に発表し、実施測量を行い完了しようとしたとき突如進駐軍司令部から幹線道路の幅員拡張が指示される。
  • 噴火口の縁が空の青さをバックにくっきりときわだつのが見えた、と、そのとき突如として霊感がひらめいた。 バローズ/佐藤高子訳『ペルシダーに還る』より引用
  • 一方もう一人の主人公・佐保子は愛情豊かな家庭に育つが、中学生のとき突如として家族の中でさえ家族の一員という役割を演じている自分の異質さに気づき、自責の念から部屋に引きこもるようになり、不登校になってしまう。
  • そのとき突如、ナポレオンは突発性胃痙攣のために戦線を離脱せざるを得なくなり、追撃に失敗した。
  • 俊助はいままで、頭の中で渦を巻いていた得体の知れぬもやが、このとき突如ハッキリと凝固してくるのを感じた。 横溝正史『悪魔の設計図』より引用
  • そのとき突如ものかげから、短刀をもった若い男が飛びだしてきて、殿様に駆けよったのです。 中村弦『天使の歩廊 ある建築家をめぐる物語』より引用
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とき突如 の使われ方