づゝしりした
全て
名詞
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但中尊の相好は、金戒光明寺のよりも、粗朴であり、而も線の柔軟はあるが、脇士・梵天・帝釋・四天王等の配置が淨土曼陀羅風といへば謂へるが、後代風の感じを湛へてゐる。其を除けると、中尊の態樣、殊に山の端に出た、胸臆のづゝしりした重さは如何にも感覺を通して受けた、彌陀らしさが十分に出てゐて、金戒光明寺の作りつけた樣なのとは違ふ。其に山の姿もよい。
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但中尊の相好は、金戒光明寺のよりも、粗朴であり、而も線の柔軟はあるが、脇士・梵天・帝釈・四天王等の配置が浄土曼陀羅風といへば謂へるが、後代風の感じを湛へてゐる。其を除けると、中尊の態様、殊に山の端に出た、胸臆のづゝしりした重さは如何にも感覚を通して受けた、弥陀らしさが十分に出てゐて、金戒光明寺の作りつけた様なのとは違ふ。其に山の姿もよい。
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