づらう
30 の例文
(0.04 秒)
-
先輩も居づらそうだったし、俺もこうしたほうがいいとは思ったけどさ。
-
静内駅が管理していた開業時からの無人駅で駅舎は無いが、ホーム中央部分附近にコンクリートブロック造りでアーチ状の出入口が2つある待合所を有した。駅銘板は設置されておらず道路側からは駅と判別しづらい状況であった。ホーム側から見て待合所の右隣に別棟でトイレ棟を有していた。
...
-
使用する場合は春から夏にかけて採取した樹皮または小枝を日干しし、1日量5 - 10グラムを水600ミリリットルで半量まで煎じて3回に分けて服用する説、1日量15 - 20 gを水300 mLで3分の1まで煎じて服用する説。これには独特のにおいがあり、慣れていない場合は飲みづらいとされる。目薬として用いる場合、樹皮を3 - 5 gを煎じた汁で洗う用法や、5 gぐらい砕いたものを茶碗に入れ熱湯を注ぎ、冷めてからその液の中で目を瞬きさせると、かすみ目や目の充血が治癒するという。
...
-
金に困ってサラリーマンになろうとしても、経験もなく歳だけ取っていて、もう無理だと気づかされる。アメリカに長く居すぎたら、ついには日本にさえ、居づらくなりそうだ。捨てて逃げたものから、捨てられるのだ。
...
-
しかし、どんなに忙しいと云つても、用事の手紙や葉書ならば、私どもは一日に何遍かいてもすこしも恐れない、さういふ手紙が、ある時は面談するよりもずうつと雄弁であり、要領を得てゐることもある。つまり私どもが忙しい中で書きづらく感じるのは用事のない手紙である。これは、たぶん、何を書いてよいのか私どもの落ちつきのない心には容易に思ひつかれないからでもあらう、又どんな文体で書いてよいかを考へるのも面倒の一つであらうと思ふ。
...
-
-
アルジェ市内との連絡は30分おきに運行されているバスかタクシーを利用する。アルジェ国鉄が運行する近郊電車の駅は若干離れており利用はしづらい。なお、2019年現在空港に直接乗り入れる空港連絡鉄道の建設が進められており近日中に開業の見込み。
...
-
側道を走る路線バスがあるが本数が少なく、時間帯によっては約980 m離れた川崎街道上の生活保健センターバス停まで歩かねばならなかった。特に夜は利用しづらいため、中央高速バスの昼行便しか停車しなかった。
...
-
だから方言を駆使して、場面や情景を一生懸命書きこむのだが、本当に表したいのは、その土地ならではの特徴である。普通、あまり縁のない土地の雰囲気というものは書きづらくて苦労する。奈良を舞台に小説を書くことにしたのは、大学時代を過ごしたから、少しは土地勘が残っているだろうという計算もあった。
...
-
どうやら顔を覚えられているようで、アジの刺身を勧められた。からかうつもりで話を聞いているうち、そのまま帰りづらくなってきた。結局買うことにする。
...
-
署内じゃ課長あたりまで泥をかぶるだろう。ひっくり返すのに君が関わったことが知れたら、やりづらくなるだろう。だが、高瀬だけの問題じゃない。
...
-
全体に似た姿ではあるが、カニクサでは栄養葉の小羽片の先端がとがって長くなること、荒い鋸歯が出ることが多いこと、羽片が二回羽状複葉になる点などで異なる。これらの違いは幼い植物体ではわかりづらい場合があるようである。日本ではカニクサほど雑草的に出しゃばることはない。
...
-
とくに理由はなかったが、さしあたりまだ事務机に戻りたくなかったので、Kは窓をあけた。それがひどく開けづらかったので両手で把手をまわさねばならなかった。開くと、窓のひろさいっぱいに煙のまじった霧が流れこんできて、かすかな焦げるにおいで部屋をみたした。
...
-
部下たちがこんなメグレを見るのはまれだ。はっきりいいづらいのだが、いやいややっているみたいなところがある。物的な証拠はほとんど彼には興味がなかった。
...
-
名鉄バスと同じ経路を走る区間もあるが、停留所の間隔が約300mと短いことと、大半は大回りとなって時間が掛かるため、競合にはなっていない。市内を走る名鉄名古屋本線への連絡も考慮されておらず利用しづらい。
...
-
高見屋旅館の吉岡昌次取締役支配人は「スポーツ振興を目的としている点に共感した」と取得理由を述べた上で、呼称に「蔵王」を加えたことについて「スキーシーズンの冬以外にも蔵王温泉をアピールしたいと考えた」と話した。しかし、この呼称は非常に長いため、認知されづらくなる恐れがあった。そこで高見屋旅館は命名権取得決定を受け、同社のWebサイトなどで略称アイディアの一般公募を実施。
...
-
もうひとりは背のひょろりと高い男で、ビジネススーツを着こみ、サングラスをかけ、帽子をかぶっていた。近づくにつれて、それが五十がらみの馬づらの男であることがわかった。キカハはそれを見ただけで、レッド・オルクではなさそうだと直感した。
...
-
-
台湾出身の著作家張明澄によれば、胡適や蔡元培などの大御所たちは『紅楼夢』をいつもカバンに入れ、数百回も繰り返し読んでいたという。しかも第一回は非常に読みづらく、最後までまともに読める人がいない。二回目はやや面白くなるが二回目くらいではあまり熱中する人はいない。
...
-
少々歩きづらくとも磁石が示す方向へ進むべきだ、と考えたからである。歩くうちに、頭上に樹葉が茂っているのを割り引いても、すでに黄昏どきになりつつあるようであった。
...
-
が、時たま最もうまく私の裏をかいて遠くに姿を現わすと、鳥というよりもオオカミに似た、長く引く無気味な吠え声をあげた。ちょうど獣が、鼻づらを地面に当ててじっくり吠える時のようであった。
...
-
どんどん地図に接近してくる鼻づらが邪魔で、地図を描くのに集中できない。私は身体をもそもそと回転させて彼に背を向けた。
...
-
ヨセフにはそれがなにかの奇蹟を見るような気がした。ヨセフは自分の息子の目の中の自分の髯づらに挨拶するようにうなずいた。イエスは頻りに顔を動かし、寝床から躯を乗出すようにしたが、ふとまたべそを掻いた。
...
-
それに一人の娘はオカメの大根足。もう一人の娘は狐づらの骨皮スジエモンであるから、誰が覗くものかね。
...
-
彼は近づいて、赤い布の鋭く尖った先を牛の濡れた鼻づらに突っこんだ。飛びすさると、牛が彼の上にのっかってきた。
...
-
アバクロンビー&フィッチはこの企業から差別を受けたアフリカ系アメリカ人、アジア人、ラテン人志願者に400万ドルを支払うという雇用機会均等委員会の訴えに同意。志願者はこの企業が客から見えづらい裏側での仕事を要求したと主張。雇用機会均等委員会は人種、民族、性別に関わらず全ての人々に平等の機会を与えることを要求した。
...
-
そのことが、かへつて小説を書きづらくしてゐたことを、私は後に知つた。しかし当時私に必要だつたものは、この長篇小説の全体的構想、神の視点からする隅々までの透視だつたに違ひない。
...
-
出産日が近づくと、ローワンはドームのプールで過ごすときが多くなった。動きづらくてバツのわるい思いをしなくていいところは、そこしかない。ローワンは、水中出産をエリザラに持ちかけたほどだった。
...
-
事実はその逆である。ところが最近、信州の野づらを眺めているうちに気が付いたことがある。減反政策が始まった頃には、あちこちに休耕田が目立ち、そこに雑草が繁って「田園まさに荒れなんとす」という感じだったのだが、このごろでは、そういう荒れた田園はずっと減り、かわりに蕎麦の白く可憐な花が風に揺れているところが多くなった。
...
-
今まで遠慮していたから抱きづらかったが、これなら少しは楽になる。