たち葵

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  • 紫陽花のすぐ隣に、立葵の赤と白との花が雨にぬれてゐます。 ...
  • 隣家の垣根越しに覗くたちあをいさかずきがひと朝ごとに小さくなっていた。 ...
  • アオイの名は園芸種の立葵に似ているからというけれど、こちらの方がずっと気品がある。 ...
  • 私は立葵を描いた光琳と乾山との作を見たことがありますが、兄弟相談して画いたかとも思はれる程互によく似てゐました。 ...
  • 田舎くさい素朴な、直接に田畑のにおいが感じられて、白い立葵たちあおいを見たと思った。 ...
  • 白地に金で立葵たちあおいの紋を縫い出した陣羽織が、松明の灯の中に浮んだ。 ...
  • それはいいとして暫くするとそこで母はきっと妾によびかけて、ちょっと庭の方へ行って、立葵の花を一枝折ってきてくれと云いつけるのであった。 ...
  • しかしながら子供ごころにも気のついたことは、庭へ下りて持ってくるのが、立葵であっても蜻蛉草であっても、それからまた笹舟であっても、どれであろうと大した違いがないのだった。 ...
  • また善光寺と同じ立葵の寺紋を使用している。 ...
  • まず妾は貞雄に向い、あの立葵の咲く家の座敷牢の中に寝ていた妾の同胞はらからを探したいという気になって新聞広告をしたことから始めて、静枝や真一などが現れるに至ったまでの話を詳しくして、もしや彼が、妾の同胞を知らないかと尋ねた。 ...
  • 持ちたりしそが手の花はたち葵。 ...
  • 妾はそのほかにも、舌切雀の遊戯を踊ったりして寝ているはらからを悦ばせることをやったけれど、必ずその途中で母の命令が出て、妾は庭へ下りると立葵の花を折ってきたり、蜻蛉草かたばみを摘んできたり、或いはまた大笹の新芽から出てきた幅の広い葉で笹舟を作ってもってきたりするのであった。 ...
  • 倩一郎はつかいおわった手拭いを盆に戻し、中庭に咲いた立葵たちあおいの花に目を細める。 ...
  • 降り立って草履をはいたこの人物は、立葵の家紋を打った黒い紋羽織に仙台平のはかま、白足袋姿。 ...
  • 興津が縁側にしゃがんで、畑の隅に咲いているややすがれた感じの立葵たちあおいの花を眺めていると、嫁の加弥が部屋に入って来て、茶器を片づけはじめた。 ...
  • 渡辺崋山の墓所のある城宝寺崋山堂の天井画「立葵」を描いている。 ...
  • 立葵たちあおいの脚の長きは、老骨ののっている徽章きしょうにあらず。 ...