たちは三々五々

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  • 星がまたたきはじめると、兵士たちは三々五々、組をなして山を下った。 パール・バック/大久保康雄訳『大地(2部)』より引用
  • 美術教諭きょうゆの米田がおざなりに出席を取ると生徒たちは三々五々美術室を出て行く。 小野不由美『十二国記 魔性の子』より引用
  • 残りの者たちは三々五々かたまって、ささやき交わしながら彼らを見ている。 バークレー『愛のサマーヴィル1 夢見た騎士』より引用
  • 翌日の昼過ぎに解放されると、仲間たちは三々五々遊びに連れだって行ったが、若槻だけはもう一度本社へ行った。 貴志祐介『黒い家』より引用
  • それを汐に、士官たちは三々五々、食堂から姿を消した。 榊涼介『ガンパレード・マーチ 10 もうひとつの撤退戦』より引用
  • そして最後に、午前零時陸軍省において、荒尾大佐に決心を内示するといい、それを承知した青年将校たちは三々五々邸外の闇のなかへ消えていった。 半藤一利『日本のいちばん長い日』より引用
  • 長門のマンションが見えてきたあたりで俺たちは三々五々に道を分かち合い、ハルヒの声に手を振ってから、あとは自分の家に帰るフリをするだけだった。 谷川流『涼宮ハルヒの陰謀』より引用
  • 患者たちは三々五々あたりを散歩したり、ベンチに腰を下ろしたり、陽あたりのよい暖かい場所に椅子を持ち出し休んでいる者もいる。 ディック/仁賀克雄訳『宇宙の操り人形』より引用
  • むし暑い晩であり、行き過ぎる新聞売子は暑気襲来と赤字で大書きしたビラを持って居り、ホテルの階段には柳枝の椅子がすえられて、紳士たちは三々五々に腰をおろして、飲み物を啜り煙草をくゆらしていた。 ウルフ/大澤実訳『ダロウェイ夫人』より引用
  • お客さまたちは三々五々、各自のテーブルにかえって、ひそひそささやきかわしていたが、もうだれもさかずきに手を出すひともなく、酒の酔いもさめはてたような顔色で、不安の気が場内にみなぎりわたった。 横溝正史『金田一耕助ファイル13 三つ首塔 v0.9』より引用