そんな女々しい

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  • しかし、そんな女々しいことを書くために私はペンを取ったのではありません。 宮本輝『錦繍』より引用
  • わしはそんな女々しい言い訳をする人間とは思わなかったぞ、きみのことをだ。 南里征典『田園調布真紅夫人』より引用
  • そんな女々しい根性は持たないはずの男なんだ、小次郎というやつは。 海音寺潮五郎『平将門 中巻』より引用
  • 吉亮さんがそんな女々しい人とは思いませんでした。 綱淵謙錠『斬(ざん)』より引用
  • 母の気持はわかるけれど、そんな女々しい、情ない母であって貰いたくなかったのだ。 平岩弓枝『旅路(下)』より引用
  • 働きに行つて家を恋しがるやうでどうするか、わたしは子供の時から四十の歳まで船に乗つてゐたが、どこの海の上でもそんな女々しい考へを起したことは一度もなかつた。 織田作之助『木の都』より引用
  • 沼間夫人が、つい今までみなに自分の悪口をいっていたのだとすぐ気がついたが、そんな女々めめしい想像をしないのが自分の値打ちだと思って、気にしないことにした。 久生十蘭『キャラコさん』より引用
  • 多少の批評をされたからというので、気落ちして書けなくなるような、そんな女々しい人間は、もともとものを書くべきではなかった。
  • そんな女々めめしいことは、常陸平氏の頭領となった彼としては、ぜったいにしてはならない。 海音寺潮五郎『平将門 中巻』より引用
  • そんな女々しい感情はわたしも持ってはおらん。 半村良『回転扉』より引用
  • そんな女々めめしいかんがえはすこしも持っていません。 海野十三『怪塔王』より引用
  • そんな女々めめしいことで、一芸に生きられるか。 川端康成『伊豆の踊子・禽獣』より引用
  • 併しそんな女々しいうめき声は甚だ豪勢な怒号で一たまりもなく吹き消されて了う。 戸坂潤『世界の一環としての日本』より引用
  • このときも「武器よさらば」という題をつけるはずだったんですが、その頃は、日本はいかにも軍国主義でしたから、そんな女々しい題はだめだということで、「戦場よさらば」にかえられちゃったんです。 淀川長治『続々』より引用
  • 併しそんな女々しいうめき声は、甚だ豪勢な怒号で一たまりもなく吹き消されて了う。 戸坂潤『社会時評』より引用