それを恐れる

55 の用例 (0.00 秒)
  • なによりそれを恐れているのは自分自身である、と彼には分かっていた。 高橋弥七郎『灼眼のシャナ 第16巻』より引用
  • それを恐れるのは自分の独立と自由とが完全でない証拠に過ぎないから。 和辻哲郎『自己の肯定と否定と』より引用
  • そしてまた、それを恐れていては何も出来ないこともまた事実なんだ。 竹本健治『匣の中の失楽』より引用
  • 私はむしろ私があの人を傷つけはしないかとそれを恐れているのです。 倉田百三『出家とその弟子』より引用
  • 土地の人はそれを恐れていたけれど、お銀様は、そのいわれを知らない。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • それをおそれた人類は、三〇〇〇年代に入って時間監視局かんしきよくという組織を設けた。 光瀬龍『所は何処、水師営 SF西郷隆盛と日露戦争』より引用
  • それを恐れでもするかのように、窓のあかりは一つびとつ消えて行った。 堀辰雄『風立ちぬ』より引用
  • 信太郎は自分でもそれを知っていたし、だからそれを恐れたのである。 筒井康隆『(「七瀬」三部作 1) 家族八景』より引用
  • 君も僕がそのことに気づくことを期待し、またそれを恐れていたんだろうね。 尾崎豊『黄昏ゆく街で』より引用
  • それを恐れて火がつかねえうちに消しにかかったんだろうな。 高橋克彦『だましゑ歌麿』より引用
  • 人々の働き方を変えなければならないと思うが、それを恐れたことは一度もない。
  • それを恐れて子の牙を抜けば、その子はほかの獣の牙にかかるだけだ。 隆慶一郎『一夢庵風流記』より引用
  • そう、彼はそれを恐れていたのだ、また恐れるだけの理由があった。 ヴェルヌ/江口清訳『皇帝の密使(上)』より引用
  • それを恐れているからこそ説得は強引になったにちがいない。 保阪正康『東條英機と天皇の時代(下) 日米開戦から東京裁判まで』より引用
  • しかし、それを恐れていたらなにもできないと小谷先生は思った。 灰谷健次郎『兎の眼』より引用
  • ほかのなによりもそれを恐れているのだと、よくわかった。 宮部みゆき『龍は眠る』より引用
  • 斬り合いになるわけだが、それを恐れている秋山小兵衛ではなかった。 池波正太郎『剣客商売 16 浮沈』より引用
  • 彼はわたしの怪力を承知しているし、それを恐れているからだ。 バローズ『火星シリーズ09 火星の合成人間』より引用
  • その直前に将軍の大奥入りをきいて、それを恐れて泣いたのか。 山田風太郎『忍びの卍(まんじ)』より引用
  • 彼女もガラリア機を見たはずなのだが、それを恐れている風には、聞えなかった。 富野由悠季『オーラバトラー戦記 05 離反』より引用
  • 次へ »