それを切り抜け

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  • あなたにはそれを切り抜けるだけの勇気があるでしょうか? クリスティ/一ノ瀬直二訳『秘密組織』より引用
  • そして、私はどんな人生だろうと、それを切り抜けていかなくちゃいけないわ。 井田真木子『プロレス少女伝説』より引用
  • 彼女は充分それを切り抜けて行く覚悟をもっていた。 夏目漱石『明暗』より引用
  • それを切り抜けさしてくれる案内者は、最上の指導者を持つ青年にも与えられていない。 ヘッセ/高橋健二訳『車輪の下』より引用
  • そうして難関に出会っても存外どうにかしてそれを切り抜けて行く。 寺田寅彦『科学者とあたま』より引用
  • どんな危険な目にあっても、源十郎は、笑いながら、それを切り抜けて来たものだった。 西村京太郎『無明剣、走る』より引用
  • どんな困難こんなん辛苦しんくがこののちあってもそれをけてゆこうという勇気ゆうきがみんなのこころにわいたのであります。 小川未明『明るき世界へ』より引用
  • それを切り抜けるには男の知らない苦労、努力がいります。 宮本百合子『今日の女流作家と時代との交渉を論ず』より引用
  • もし不幸にして車内検札にひっかかったとしても、それを切り抜ける自信が彼にはあったに違いありません。 内田康夫『後鳥羽伝説殺人事件』より引用
  • ひとつが解決するとまた事件が起こり、どうにかそれを切り抜けたと思うとまた新たな問題がいてくる。 沢木耕太郎『一瞬の夏』より引用
  • やっとそれを切り抜けると、その間にチョビ安は、もうずっと遠くへ逃げのびている。 林不忘『丹下左膳』より引用
  • 危機的な状況よりも、それを切り抜けたあとの、ほっと安心してひと息ついたとき、それは不意にやってくるのだ。 伊島りすと『ジュリエット』より引用
  • 酷たらしい戦に追ひやつた事もあつたが、あの子はそれを切り抜け額に〓の冠を頂いて凱旋して来ました。 シェイクスピア/福田恆存訳『コリオレイナス』より引用
  • だがその時、もはやニイチェはそれを切り抜けて居る。 萩原朔太郎『ニイチェに就いての雑感』より引用
  • チップスはそれを切り抜けて、さて広く目を国外に向けた時、深い失望を感ぜずにはいられなかった。 ヒルトン/菊池重三郎訳『チップス先生さようなら』より引用
  • 僕は、自分が助かるまでには前途にまだ幾多の難関があって、よほど努力しなければそれを切り抜けることができない、と思った。 ポー/安引宏・佐々木直次郎訳『黒猫・黄金虫』より引用
  • ナンバー・ファイブは回収に来た工場の警備員と戦闘になるが、機転を利かせて、それを切り抜ける。
  • 何があっても、平然とそれを切り抜けてしまう大宮に、晃子はどこか痛快なものを感じて、楽しんでいた。 赤川次郎『悲歌』より引用
  • 第2段階において、「虐待などの犠牲者となった私」という「犠牲者自己の物語」は、「そういうふうに、他人とは違う外傷体験も受けたが、それを切り抜け、再生した私」という「個性的自己の物語」になっていく。
  • 嵐の吹きすさぶ荒海のように苛酷で、危険に満ちみちており、それを切り抜けられるのは、だれよりも敏感で、機敏で、大胆な人たちだけなのだ。 コードウェイナー・スミス『鼠と竜のゲーム』より引用