それを何ぞ

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  • それを何ぞや、四百九十一回目とは、あまりといえば執念深い。 エミリー・ブロンテ/田中西二郎訳『嵐が丘』より引用
  • それを何ぞや天主てんしゅともあろうに、たとい磔木はりきにかけられたにせよ、かごとがましい声を出すとは見下みさげ果てたやつでございます。 芥川竜之介『おしの』より引用
  • それを何ぞや一味にしてくれるの、財宝の分け前与うるのと! 国枝史郎『仇討姉妹笠』より引用
  • それを何ぞや、ここを立ち退け、いやじゃ、いやじゃ。 横溝正史『髑髏検校』より引用
  • それを何ぞ、抵抗せざりしとてお家断絶なぞと噂するとは! 五味康祐『薄桜記』より引用
  • いやいやながらはしを取って二口三口食うや、卒然、僕は思った、ああこの飯はこの有為ゆういなる、勤勉なる、独立自活してみずから教育しつつある少年が、労働してもうけえた金で、心ばかりの馳走ちそうをしてくれる好意だ、それを何ぞやまずそうに食らうとは! 国木田独歩『非凡なる凡人』より引用
  • それを何ぞや小児が餅菓子もちがしを鑑定するように、いたずらに皮相の色彩に誘惑せられて、選択は当を失するのみならず、ついに先生のいかりを買うに至っては、翡翠かわせみ無智浅慮むちせんりょまことあわれむにえざるものがある。 柳田国男『野草雑記・野鳥雑記』より引用