それは先方

13 の用例 (0.00 秒)
  • それは先方さんのお考えやから、どないされようと構いまへんのです。 内田康夫『斎王の葬列』より引用
  • ただし、それは先方の親が手をついてあやまって来たときの話だ。 藤沢周平『日暮れ竹河岸』より引用
  • 先方が先ずわびるなら、それは先方が非を認めたればこそのことです。 海音寺潮五郎『平将門 下巻』より引用
  • もっとも、ずっと上の重役は分らないが、それは先方でこちらの顔を知らないのである。 松本清張『陸行水行 別冊黒い画集2』より引用
  • 行く時のそれは先方むかうにゐるうちに大方癒つてゐたので、二人はさほど疲れてゐなかつた。 石川啄木『道』より引用
  • それは先方むこうも気の毒、浪もかあいそうなよなものじゃが、病気すっがわるかじゃなッか。 徳冨蘆花『小説 不如帰 』より引用
  • それは先方も同じであろう。 森村誠一『異型の街角』より引用
  • 消息が知れないからといったって、それは先方から出したくたって出せないのだからね。 アレクサンドル・デュマ/江口清訳『三銃士(中)』より引用
  • もし危険があるにしても、それは先方についてからだと思っている一行は、何の警戒もなく、ひたすらにその美しくすがすがしい景色を楽しみながら、乗りすすんだ。 海音寺潮五郎『平将門 上巻』より引用
  • しかしそれは先方に敬意を表した語らしい。 喜田貞吉『俗法師考』より引用
  • しかるに文部省の内意を取次とりついでくれた教頭が、それは先方の見込みなのだから、君の方で自分を評価する必要はない、ともかくも行った方が好かろうと云うので、私も絶対に反抗する理由もないから、命令通り英国へ行きました。 夏目漱石『私の個人主義』より引用
  • 然るに文部省の内意を取次いでれた教頭が、それは先方の見込みなのだから、君の方で自分を評価する必要はない、も角も行つた方が好からうと云ふので、私も絶対に反抗する理由もないから、命令通り英国へ行きました。 山崎正和『鴎外 闘う家長』より引用
  • グレ それは先方あひてかん次第しだいぢゃ。 坪内逍遥『ロミオとヂュリエット』より引用