それが多分

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  • それが多分、彼のほうから声をかけてきた最初のことであったと思う。 後藤正治『リターンマッチ』より引用
  • ここで夜を過ごせば、われわれは襲撃を受けるおそれが多分にあるのじゃ。 佐藤正彰訳『千一夜物語 04』より引用
  • 僕も実は或る人を、それが多分君の考えている人だろうと思いますが、一応疑ってみたのですよ。 江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編02 本格推理Ⅱ』より引用
  • なぜならば、キルギス人の大部分が侵入軍に加担するおそれが多分にあったからなのである。 ヴェルヌ/江口清訳『皇帝の密使(上)』より引用
  • このころの長藩壮士の心理にもそれが多分に見いだされる。 大宅壮一『炎は流れる2 明治と昭和の谷間』より引用
  • 狭いところで、やられるおそれが多分にあろう。 ホメロス/呉茂一訳『イリアス(上)』より引用
  • それが多分始めての対話であったと思います。 池田弥三郎『手紙のたのしみ』より引用
  • むしろ、明治時代にはそれが多分にあった。 竹内好『近代の超克』より引用
  • それが多分正しいのだらう。 坂口安吾『いづこへ』より引用
  • そのうわさが、すでにザット・アラースの耳にとどいているおそれが多分にあります。 バローズ『火星シリーズ02 火星の女神イサス』より引用
  • それが多分にれ違いや誤解まじりのものであったとしても、脇浜が見たいと思っていた光景を彼らは実現した。 後藤正治『リターンマッチ』より引用
  • 電話の声も、まだ何も起きていない五月十二日一回だけなら桐原の内にはっきりした記憶をとどめなくても、もし録音されて何度も聴かれたら、誰のものかわかってしまうおそれが多分にある。 深谷忠記『タイム』より引用
  • もしもこのまま林の奥に進んでゆけば、羆が佐藤巡査たちを襲うおそれが多分にあった。 吉村昭『熊撃ち』より引用
  • まだ何も、具体的に想い定めることの出来ぬ二人の将来について、高まっていくものの中で、彼はそれが多分すべて可能であることを信じられた。 石原慎太郎『化石の森』より引用
  • だから私の体験談が、SF作家としての営利的なもの、真実ならざることをあえて意図的に語っているものと判断されるおそれが多分にあったからです。 三瀬龍『宇宙のツァラトゥストラ』より引用
  • 反乱軍はまだシベリアの国境を越えてはいなかったが、キルギス地方に近いこのヴォルガの流域に、悪い影響が出てくるおそれが多分にあった。 ヴェルヌ/江口清訳『皇帝の密使(上)』より引用
  • しかし、その方法では、かりに外へ出られたにしても、哨戒にあたっている戦闘機械の視野のうちにあるおそれが多分にあった。 ウェルズ/宇野利泰訳『宇宙戦争』より引用
  • 太い竹を縦に半分にたち割って、それに綱を通してみたが、これは逆に竹の総重量が相当の重さになって、綱が切れるおそれが多分にあるという致命的な欠陥が予想された。 吉村昭『戦艦武蔵』より引用
  • それが多分、偽りのない気持ちだと思う。 綾辻行人『人形館の殺人』より引用
  • かういふ人物の取合せは、どうかすると作品を古色蒼然たらしめるおそれが多分にある。 岸田国士『「新日本文学全集第三集・岸田國士集」あとがき』より引用
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それが多分 の使われ方