そばへ寄る

64 の用例 (0.00 秒)
  • 彼はいきなりそのそばへ寄って、そこに示された数字を読んでみました。 江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編01 本格推理Ⅰ』より引用
  • そのとき、女主人がひとかたまりの人々といっしょにそばへ寄ってきた。 カフカ/中井正文訳『変身』より引用
  • 顔を上げて私と目が合うと、彼はボルトを放り出してそばへ寄って来た。 イネス/池央耿訳『ベルリン空輸回廊』より引用
  • 自分の方から機械のそばへ寄ったなんて、そんな馬鹿なことがあるものか。 岡本綺堂『青蛙神』より引用
  • 遣手がそれを取りに階下へ下りても、女は私のそばへ寄って来なかった。 三島由紀夫『金閣寺』より引用
  • 一方は槍を打ちあてて、もう一方はそばへ寄り、刀で突き刺してである。 ホメロス/呉茂一訳『イリアス(下)』より引用
  • と言って松雲のそばへ寄ったのは、長いことここに身を寄せている寺男だ。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • 第二の男が女の死体のそばへ寄った時、レーンコートに血がついたのです。 横溝正史『刺青された男』より引用
  • 私はそばへ寄っていって、さっきはどういうわけでたたいたのだときいた。 カザノヴァ/田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第二巻』より引用
  • ときにはぼくのそばへ寄ってきて、ぼくのものになってくれることもある。 マン/植田敏郎訳『トーニオ・クレーガー』より引用
  • 長老が下の段に腰をおろすと、女はひざまずいたままそばへ寄ってきた。 ドストエフスキー/北垣信行訳『カラマーゾフの兄弟(1)』より引用
  • 神崎は席を立つと、熱心に図面を引いている同僚のそばへ寄って言った。 半村良『獣人伝説』より引用
  • そこで立ちあがって子供のそばへ寄り、手を握って大きな声できいた。 パール・バック/大久保康雄訳『大地(2部)』より引用
  • 出かけようとすると、小僧こぞうがそばへ寄ってきて、こんなことをいうんだ。 O・ヘンリー/大久保康雄訳『O・ヘンリ短編集』より引用
  • 警官を呼ぼうと思っていると、警官のほうで彼女のそばへ寄ってきてくれた。 広瀬正『マイナス・ゼロ』より引用
  • みんなは殺生石せっしょうせきといって、おそれてそばへるものはありませんでした。 楠山正雄『殺生石』より引用
  • と抗議している一団がいたので、面白いのでそばへ寄って行って聞いてみた。 胡桃沢耕史『旅券のない旅』より引用
  • ヴロンスキーはアンナのそばへ寄って、その手をとると、静かにいった。 トルストイ/木村浩訳『アンナ・カレーニナ』より引用
  • 乗客の中にもわざわざそばへ寄ってきて、ねぎらいの言葉をかける者がいる。 難波利三『てんのじ村』より引用
  • 弟は目でわたくしのそばへ寄るのを留めるようにして口をききました。 森鴎外『高瀬舟』より引用
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