そばに寄る

82 の用例 (0.00 秒)
  • 不思議に思ってそばに寄って見ても、紙に色がのっているわけではない。 松村栄子『雨にもまけず粗茶一服』より引用
  • ただそばに寄るだけでそれは彼女が望んでいる何かの表現を意味した。 島尾敏雄『出発は遂に訪れず』より引用
  • そんな様子を遠巻とおまきに見ていたらしいツバメが健一のそばに寄ってきた。 新井輝『ROOM NO.1301 03 同居人はロマンティック?』より引用
  • 毎日そばに寄ってきて、こせこせ鋏を使って小枝を切ったりなどしない。 永井隆『この子を残して』より引用
  • 保郎は、近くの母親と何か話をしている中国人のそばに寄って行った。 三浦綾子『ちいろば先生物語』より引用
  • 薫が啓一郎のそばに寄って来たのは、三人の客を送り出してからだった。 阿刀田高『花の図鑑(上)』より引用
  • 彼はドゥーニャのそばに寄ってきて、静かに彼女の腰に手をまわした。 ドストエフスキー/北垣信行訳『罪と罰(下)』より引用
  • 乳飲み子を抱えた母親が出てゆくと、お初は急いで源庵のそばに寄った。 宮部みゆき『天狗風 霊験お初捕物控〈二〉』より引用
  • そばに寄って見ると、本は食生活改善のための指導書のようなものであった。 本田靖春『ニューヨークの日本人』より引用
  • 出迎えた艇員の誰もが怪人ガスコのスコール艇長のそばに寄りつけない。 海野十三『怪星ガン』より引用
  • 祖父そふはわたしがそばにると、腹立はらだたしそうにつばをはいてばかりいた。 マロ・エクトール・アンリ『家なき子』より引用
  • 順子がそばに寄ると何かを言いたげにじっと顔を見つめてきたりした。 小池真理子『仮面のマドンナ』より引用
  • 俺がめてやると、麻奈実は照れ笑いを浮かべながらそばに寄ってきた。 伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第04巻』より引用
  • いつの間にかそばに寄ってきた石兼裕太郎に肩をたたかれたのだった。 深谷忠記『北津軽 逆アリバイの死角 「太宰治の旅」殺人事件』より引用
  • わたしは彼女に静かにしろというために格子のそばに寄ろうとした。 ウルフ/岡部宏之訳『新しい太陽の書2』より引用
  • それで、ぼくは壁のそばに寄って、できるだけはっきりと、こう呼んだ。 ヴェルヌ/金子博訳『地底旅行』より引用
  • もっともそばに寄って見たというだけで、話したわけではない。 藤沢周平『回天の門』より引用
  • みほは眼を閉じていたのでマウイがそばに寄っても気づかなかった。 中上健次『野性の火炎樹』より引用
  • へいのそばに寄って耳をすましても、それらしい人声は聞こえなかった。 夏目漱石『それから』より引用
  • だが美しいローザに呼ばれたので、モロシア犬は彼女のそばに寄ってきた。 アレクサンドル・デュマ/横塚光雄訳『黒いチューリップ』より引用
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