その切り口

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  • それでは指をきれいに切り落としてその切り口から食べたらどうだろう。 内田春菊『キオミ』より引用
  • スター・フルーツを輪切りにすると、その切り口は、星の形をしている。 喜多嶋隆『ビーチサンダルで告白した』より引用
  • その切り口はマシンガンへと一直線に伸び、銃身ごと切り落としていた。 池上永一『シャングリ・ラ 上』より引用
  • 人生は、複雑極るその切り口をいきなり若い人々の顔の面にさしつけている。 宮本百合子『今日の文学と文学賞』より引用
  • その切り口として、岡島氏は学生時代に知った五十年前の惨劇を利用しようとした。 吉村達也『ワンナイトミステリー4 「倫敦の霧笛」殺人事件』より引用
  • 鎌で根もとをざくっと切ると、その切り口から青い水がしたたり落ちる。 上西晴治『十勝平野(上)』より引用
  • 物語の全体を知っている者は、その切り口を見て、それが物語のどの場面にあたるかを知ることができる。 石原吉郎『望郷と海』より引用
  • まわりのデイツチつぶされているが、その切り口で構造が判明している。 松本清張『過ぎゆく日暦』より引用
  • ところが、どんな都市でも、その切り口を跨いだあたりに奇異ふしぎな街があるのだ。 小栗虫太郎『地虫』より引用
  • その切り口で考えたことも、あながち突飛ではなかったはずだよ。 松岡圭祐『千里眼の教室』より引用
  • その切り口は、人の上に立つ男のものだった。 富野由悠季『オーラバトラー戦記 07 東京上空』より引用
  • ぱっくりと割れたその切り口から、身の毛のよだつようなものが現われた。 夢枕獏『陰陽師龍笛(りゅうてき)ノ巻』より引用
  • 山代は自分の頭と体がまっ二つに分れて、その切り口がまざまざと自分の眼の前にひろがって見えたような気がした。 井上靖『崖(下)』より引用
  • そして、その切り口全体を、赤く粘着質の凝り固まったような血が覆っているのだ。 二階堂黎人『奇跡島の不思議』より引用
  • 治安官の眼は、その切り口を見てさらに大きく見開かれた。 菊地秀行『吸血鬼ハンター04 D-死街譚』より引用
  • ここで中央あたりの一片を取りあげ、その切り口をとくと観察する。 東海林さだお『キャベツの丸かじり』より引用
  • その切り口から一匹の紅巾もみが、ズルズルズルズル引き出されていた。 国枝史郎『神州纐纈城』より引用
  • ミミズと同じような種類の蛇なのだろうかと思い、腰をかがめて切断されたその切り口を覗いていると、ふと隣に誰かが立って、同じように蛇を眺めていた。 伊島りすと『ジュリエット』より引用
  • その切り口を見れば、凶器も力の具合もわかる。 菊地秀行『吸血鬼ハンター11b D-ダーク・ロード2』より引用
  • その切り口はまるで鏡のように滑らかで、撃ち抜いたというよりも、切り取ったという感じだった。 上遠野浩平『ぼくらは虚空に夜を視る』より引用
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