そうに眺め

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  • 女四人に囲まれて行く東吾を、宗太郎がおかしそうに眺めて声をかけた。 平岩弓枝『御宿かわせみ 22 清姫おりょう』より引用
  • 王子は森の側に立って、鳥の飛んでゆく方を悲しそうに眺められました。 豊島与志雄『お月様の唄』より引用
  • 既に表の通りには二、三人の野次馬が立っていて面白そうに眺めている。 青島幸男『人間万事塞翁が丙午』より引用
  • 皆がしばらく口をぼんやりけてその車の方を面白そうに眺めていた。 横光利一『比叡』より引用
  • 向かいの席にいる少女はそんなやり取りを興味なさそうに眺めている。 鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第15巻』より引用
  • 心の中でつぶやいているように、彼女はまだ人なき昼を未練そうに眺めていた。 吉川英治『宮本武蔵』より引用
  • 一人うなずいたり首をったりしてる俺を、詩人は面白そうにながめていた。 香月日輪『妖怪アパートの幽雅な日常①』より引用
  • こんなことがあるのかと、もう一人の私は不思議そうにながめている。 小林信彦『怪物がめざめる夜』より引用
  • 避難民は、それらを何の関心もなさそうに眺め過ごして行くのである。 真尾悦子『いくさ世を生きて ―沖縄戦の女たち』より引用
  • 彼もはじめからその二人の雲水をいぶかしそうに眺めていたのである。 山田風太郎『警視庁草紙(上)』より引用
  • それから突然、笑い出して、彼の茫然とした顔を、不思議そうに眺めた。 豊島与志雄『傷痕の背景』より引用
  • 中大兄皇子は、坐ったまま、また頭を下げた鎌足を不思議そうに眺めた。 黒岩重吾『落日の王子 蘇我入鹿(上)』より引用
  • 自分の指先に巻かれたバンソウコウを、雪姫は不思議そうにながめていた。 片山憲太郎『電波的な彼女03』より引用
  • 向うに立ってた二人連れの男が私達を不思議そうに眺めた。 豊島与志雄『微笑』より引用
  • 彼女は鏡の前に立って、その姿をうつして誇らかに満足そうに眺め入った。 マゾッホ/小野武雄訳『毛皮を着たヴィーナス』より引用
  • アルクェイドはにまにまと笑って、黙り込む俺を愉快そうに眺めている。 奈須きのこ『月姫 アルクェイド・ブリュンスタッド』より引用
  • 感激家によって彼の前にふり落された涙のあとを、ただ迷惑そうに眺めた。 夏目漱石『明暗』より引用
  • 後に残された者はしばらく、その様子を心配そうに眺めていた。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 黒く塗れ』より引用
  • その警官の同僚が離れた所から押し問答の様子を興味深そうに眺めていた。 中村正『元首の謀叛』より引用
  • 今迄の重苦しい緊張が急にけて、彼は川部の顔を不思議そうに眺めた。 豊島与志雄『生あらば』より引用
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