ず黙々と

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  • その一行は、誰も一語も発せず黙々と夜の霧の中に消えてしまった。 松本清張『かげろう絵図(下)』より引用
  • 脅かされるかなとエレナは思ったが、騎士は何も言わず黙々と歩を進める。 菊地秀行『吸血鬼ハンター08 D-薔薇姫』より引用
  • どこに行くのか、どうして祥子さまに助けが必要なのか、一切いっさい語らず黙々と歩き続けた。 今野緒雪『マリア様がみてる 11 パラソルをさして』より引用
  • 母と私は、それにはかまわず黙々とにぎり寿司を口にはこんでいた。 村松友視『上海ララバイ』より引用
  • 武蔵は相かわらず黙々と足をすすめているだけであった。 吉川英治『宮本武蔵』より引用
  • どこにねぐらがあるのだろう、声を立てず黙々と急いで行く姿を見ると、自分もこんな路地にぼんやり立ってないで早く家へ帰り仕事をしたらいいのにと思う。 高見順『敗戦日記』より引用
  • 山登り用の装備らしいものもないのに、手を上げて雪を遮りもせず黙々とやってくる。 菊地秀行『吸血鬼ハンター10b D-双影の騎士2』より引用
  • それ以来親父は二十年間、なにが面白いのかは知らないが、文句も言わず黙々と警察署に通いつづけている。 口有介『ぼくと,ぼくらの夏』より引用
  • 父はよそ見もせず黙々と湯気のあがる鍋の前で働いているが、母はカウンターごしにテレビを気にしている。 宮部みゆき『模倣犯 上』より引用
  • さっきからひとこともいわず黙々と食べ続けていた京介が、ぼそりと口をはさんだ。 篠田真由美『玄い女神 建築探偵桜井京介の事件簿』より引用
  • 造船所へ入所以来、殊に第二号艦の設計作業に参加してからは、家族にも仕事の内容については一切口にせず黙々と働きつづけてきた。 吉村昭『戦艦武蔵』より引用
  • 諏訪は何も言わず黙々と食べていた。 今邑彩『少女Aの殺人』より引用
  • 不気味な男爵の指摘が、すでにわかっていたのかいないのか、Dはふり返りもせず黙々と馬を進めていく。 菊地秀行『吸血鬼ハンター09a D-蒼白き堕天使1』より引用
  • 内蔵助は世間の人の心持の正直なのに微笑を感じながら、相変らず黙々と、楽しんで「自分の道」を歩いているのだった。 大佛次郎『赤穂浪士(下) 〓あり』より引用
  • 一同は一言もしゃべらず黙々と進んだ。 バローズ『火星シリーズ08 火星の透明人間』より引用
  • そして毎日必要最小限の会話だけを交わし、酒も煙草もやらず黙々とトレーニングに励む「彼」との生活が始まった。
  • チャットをせず黙々としたソロプレイを好む人や、集団プレイで仲間と共に行動したい人という、多くのMMORPGでは相容れがたい両者の主張を、独自のシステムによって見事に共存させている。
  • また、この頃のヤンキースは「ブロンクス・ズー」といわれたように灰汁の強い選手が多く在籍していたが、チャンブリスの不平を言わず黙々とプレーする姿はチームリーダーとして尊敬を集めていたという。
  • 不思議なことにその間、ライオンの仮面をかぶった男が持っていた鞭の先で、女性の短いスカートの端を持ち上げたり、鳥の仮面の男がペンホルダーの先につけるような長い羽根を、胸のふくらみの谷間に差し込むが、彼女たちは一切逆らわず黙々と仕事を続ける。 渡辺淳一『シャトウ ルージュ』より引用
  • 三つ石ヌプリは脇目もふらず黙々と熊を彫っている。 上西晴治『十勝平野(下)』より引用
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