ずに走り出す

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  • その言葉が終わらない内にぼくはきびすを返し、後も見ずに走り出した。 原田宗典『どこにもない短篇集』より引用
  • パトカーは高級住宅街を配慮してか、サイレンも鳴らさずに走り出した。 津村秀介『紅葉坂殺人事件』より引用
  • しかしそれでも、森の方から物音がしたりするともう我慢がまんできずに走り出してしまう。 上遠野浩平『しずるさんと偏屈な死者たち』より引用
  • この友人が後先を省みずに走り出すような時は、いつも自分が制止してきた。 茅田砂胡『デルフィニア戦記 第06巻 「獅子の胎動」』より引用
  • うれしくなって、躊躇ためらわずに走り出してから、私は一度だけ背後を振り返った。 高野和『七姫物語』より引用
  • 扉をあけて乗せると、別に行く先も聞かずに走り出した。 胡桃沢耕史『旅券のない旅』より引用
  • 秀麗は即座に影月のうでをひっつかむと、あとも見ずに走り出した。 雪乃紗衣『彩雲国物語 外伝 1 朱にまじわれば紅』より引用
  • あとから乗りこんだ会沢がそう言うと、柄の悪そうな運転手は嫌な顔で何か言いかけたが、会沢を見ると何も言わずに走り出した。 半村良『石の血脈』より引用
  • 女高生はものも言わずに走り出すと、派出所へ飛び込んだ。 津村秀介『湖畔の殺人』より引用
  • 超光の手綱は、護衛するように脚をゆるめていた羅旋がすぐに押さえて、後も見ずに走り出した。 井上祐美子『五王戦国志6 風旗篇』より引用
  • また走ることで心拍数が急激に増加するので、準備運動をせずに走り出すと循環器系統に過度の負担がかかる場合も多い。
  • だから、僕は何も言わずに走り出した。 乙一『死にぞこないの青』より引用
  • だから私は後先考えずに走り出していた。 新井輝『ROOM NO.1301 10』より引用
  • 空港でレンタカーを借りて、地図も見ずに走り出す。 原田宗典『人の短篇集』より引用
  • そのままいきおいを殺さずに走り出す。 枯野瑛『銀月のソルトレージュ02 金狼の住処』より引用
  • 男は鞄をうばうと、そのまま向きを変えずに走り出した。 乙一『失踪HOLIDAY』より引用
  • しかし、小間使いの男はロレンスの必死な物言いに苦しそうな顔をするだけで、返事をせずに走り出した。 支倉凍砂『狼と香辛料Ⅸ 対立の町<下>』より引用
  • 香港で夫人と私とを乗せた車夫が、行く先もきかずに走り出し、どこへ行くのかわからなくて恐怖に陥った時、夫人が何か言うと、車は無事もとの場所に戻ったので、青くなって立っていた兄もほっとした。 森茉莉『記憶の絵』より引用
  • 昔の、青春ポイントなんてものを追いかけていた俺なら、きっと留まることを良しとせずに走り出したのだろうけど。 入間人間『電波女と青春男 第07巻』より引用
  • 東京駅でタクシーを拾い、忘れぬようにぶつぶつ呟き続けてきた店の名を告げると、運転手は迷いもせずに走り出した。 浅田次郎『月のしずく』より引用