する傾き

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  • なぜって、誰だってそういう物の考え方をする傾きがあるんですもの。 ドストエフスキー/中山省三郎訳『白痴(下)』より引用
  • むしろ獄中の生活は僕の思想をますます激しくする傾きがある。 大杉栄『獄中消息』より引用
  • 関東地方で罪を犯した者は、専ら北へ逃亡する傾きがあるときいたことがある。 吉村昭『一家の主』より引用
  • 彼は彼で祕かにそれを見越して、それを拒否する意志の働くのを斷念する傾きが出來てゐたのだつた。 梶井基次郎『奎吉』より引用
  • 自分が彼を憎む動機とは種類が異なっても、佐久間を消したいとする傾きは同じである。 森村誠一『精神分析殺人事件』より引用
  • 彼は彼で秘かにそれを見越して、それを拒否する意志の働くのを断念する傾きが出来ていたのだった。 梶井基次郎『梶井基次郎全一巻』より引用
  • かえって悪の実際的危険を助長する傾きがあります。 コンラッド/井内雄四郎訳『密偵』より引用
  • 私は屡々しばしば形式的な返事さへ出し惜しみをする傾きがある。 坂口安吾『狼園』より引用
  • また骨董品などと云うものも値段の上下がその品質の高下を左右する傾きがありはしまいか。 梶井基次郎『梶井基次郎全一巻』より引用
  • 父は非常な母親孝行で、そのため祖母の前では妻の利害を無視する傾きがあつたけれど、行動が乱に走ることは決してなかつた。 神西清『少年』より引用
  • また骨董品こつとうひんなどというものも値段の上下がその品質の高下を左右する傾きがありはしまいか。 梶井基次郎『檸檬・城のある町にて』より引用
  • それは必ずしも常に等しい値を有しないが、他のものに比すればより多く持続する傾きを備えている。
  • トルコ人は日本人と同様、西欧から来た者に過剰歓待をする傾きがあるようである。 阿川弘之『南蛮阿房第2列車』より引用
  • どうも当人は少し大袈裟に話をする傾きがあるようです。 モーム/田中西二郎訳『モーム短編集「園遊会まで」』より引用
  • それ故どちらかと云えば理性的に心が働いて、時代や性の問題を背景とし自分が生活し経て来た道を通観したり解剖したりしようとする傾きであった。 宮本百合子『伸子』より引用
  • 着なれないせいか、メルトンに対して妙に遠慮するかたむきがある。 夏目漱石『永日小品』より引用
  • 大体近代の文化は病院の手術室の如く、白く明るくガラス張りの中へわれわれ人間の世界を追い込めようとする傾きがある。 小出楢重『めでたき風景』より引用
  • 然るに一部人士には、外国語使用を国辱なりとして排斥しようとする傾きがある。 小熊秀雄『小熊秀雄全集-20』より引用
  • 前者の時には往々いな多くの場合に教師はよい加減に誤間化ごまかして答えようとする傾きがある。 寺田寅彦『研究的態度の養成』より引用
  • 老残の孤独の身を、遠い青春のおもいでの地に託そうとする傾きはないだろうか。 森村誠一『新・人間の証明(上)』より引用
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する傾き の使われ方