じつに千差万別

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  • じつに千差万別の性質を持った、複雑な天才をめぐまれた巨匠の輩出したあとで、やられなかったようないかなることが残っており、言われなかったようないかなることが残っているというのか? モーパッサン/杉捷夫訳『ピエールとジャン』より引用
  • 人間はその面の異なる如く、その性質を異にし、神と崇められる者があれば悪魔と嫌われる者もあり、じつに千差万別、人生に複雑な妙味を現し、また尋常一様に見られる中にも個人個人で多少とも異なるところがあるものである。 相馬黒光『一商人として 』より引用
  • さて真珠のことですが、一口に真珠といってもじつに千差万別でしてな、かならずしも真珠はどれもみんな、泣きの涙で採集されるものとは限りません。 レスコーフ・ニコライ・セミョーノヴィチ『真珠の首飾り』より引用
  • これらのじつに千差万別の芸術上の諸理論をことごとく相等しい関心をもって、許容しなければならず、それらの生みだす作品は、ひとえにその芸術的価値いかんの観点から、作品の生れてきた背景的な思想は「ア・プリオリ」に受けいれての上で、判断しなければならない。 モーパッサン/杉捷夫訳『ピエールとジャン』より引用
  • しかも、無邪気な笑いから、嘲笑ちようしよう、お愛想笑い、び笑い、照れかくしの笑い、昨今、外国人にさかんに指摘される日本人の無意味な笑いに至るまで、笑いには、じつに千差万別の性格があるといっていいほどだ。 森本哲郎『日本語 根ほり葉ほり』より引用