しおらしゅう
全て
形容詞
18 の例文
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僕の帰りを待っててくれるような、そんなしおらしい女じゃないですよ。
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熊蔵を無視して、自分たちだけで飯を喰っていた。だがここにいる女子供は、家を出て行くようなしおらしい連中ではない。むりやり家に入りこみ、勝手に寝起きして、根をおろそうとしている。
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日本人は団体で外国旅行をすると動物園のゴリラ顔負けの不作法さ、武勇伝を発揮するという。逆に一人の場合は借りてきたネコ以上にしおらしい、という話をよく聞く。不作法も蛮カラも、単独で平然と履行できれば、それはそれでいい。
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おかしいのはやはり最初からおかしいが、今度はまともにおかしい。解放してくれたのは嬉しいが、火憐が急にしおらしくなってしまった。突っ込みの勢いとは言え、いきなり知らない奴の名前を出したので、びっくりさせてしまったのだろうか。
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翌朝また、けたたましく呼鈴を鳴らしてドゾルツァのおかみがやって来ました、チャルを抱いて。彼女は昨日とは打って変ったしおらしい態度で、通訳役の主人にいうのでした。
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「あたしは、母たちを祝福しているわ」 と、彼女はしおらしくいった。
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連合軍時代はパイロットスーツを着ていたのだが、時空崩壊後は戦闘時も普段も露出度の高い服を着ている。アサキムに惹かれており、彼の前では頬を赤らめるなどしおらしくなる。そして彼と共に行動を共にする中で、アサキムが自分なりに足掻いている事に気づいていった。
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為景は安心もしたが、やれやれと思った。途中から泣きかえった方がずっと子供らしくしおらしいのにと思った。おさないくせに意地が強すぎると思った。
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平生善良で小心な人間も、戦場では全く別の人になる。この百姓共が篤実でしおらしげな顔をしているからとて、あてにはならないのである。簀子を下りて、近づいて行った。
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ともかくあたしは、あの人の前でしおらしい女の子をやってた。それだけなんだ、気味悪いけど。
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でもそう馬鹿に濃くなくって、柔か味のある眉毛の恰好から額にかけて、何処か気高いような処があって、泣くか何うかして憂いに沈んだ時に一寸々々品の好い顔をして見せた。そんな時には顔が小く見えて、眼もしおらしい眼になった。後には種々なことから自暴酒を飲んだらしかったが、酒を飲むと溜らない大きな顔になって、三つ四つも古けて見えた。
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背の低い、髪の薄い、左右の目の大さの少し違っている女である。初め奉公に来た時は痩せて蒼い顔をしていて、しおらしいような処があった。それがこの家に来てから段々肥えて、頬っぺたが膨らんで来た。
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ペペ吉も良心なんて言い出しちゃ、もうおしまいだねえ。女に惚れると、そんなにしおらしいことを云うようになるもんかなア。
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沙都子は悟史の部屋を荒らされたくないから、そうそう口答えはしないと信じたいが、人間追い詰められたらどうなるかわかったもんじゃない。沙都子がしおらしくいつまで言いなりなのかは鉄平にもわかりかねていた。ひとつだけ間違いないと思うのは、いつまでも恐怖だけでは支配できないということだ。
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「ぬしは、んん、こう言ってもらいたいわけじゃな」 ホロをゆっくりと振り向くと、意地の悪い狼娘は寂しそうな顔をしていた。それから、口元に軽く握った手を当てて、しおらしくロを開いたのだった。
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急に、みんなが立上ったと思うと、しおらしくしゃべっている声が聞えた。
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私は、さも何気ないふりを装って、 「来週からです」と答えた。そして、しおらしげに俯くと、肩ごしに次の質問のくるのをじっと待った。が、それっきりまた沈黙だったのである。
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