ごく気軽

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  • だから私はごく気軽に身内の少年を連れて行く気になった。 胡桃沢耕史『旅券のない旅』より引用
  • フランスでビストロといえば、それはごく気軽な食堂のことをさす。 喜多嶋隆『水平線ストーリー』より引用
  • カッティ・サークが、故意かもしれないが、ごく気軽な口調で言った。 小川一水『時砂の王』より引用
  • 彼ら警官にとっては、ごく気軽なアルバイトということになる。 喜多嶋隆『プールサイドで踊ろう』より引用
  • ごく気軽にいったつもりだったが、笙子は硬い表情になった。 渡辺淳一『ひとひらの雪(上)』より引用
  • と僕はごく気軽に返事をした。 福永武彦『草の花』より引用
  • ごく気軽に聞き流した場合でさえ、録音技術の違いは明らかで、それらが同年に発表されたとはとうてい信じがたい。
  • ごく気軽に、いくつかの事項が決定されていった。 田中芳樹『創竜伝 第03巻』より引用
  • 彼女ノーマは撮影がなくて自宅にいるときは、近所のおかみさんや、少女たちを招いたり自分が呼ばれたりして、ごく気軽につき合っていたらしい。 胡桃沢耕史『女探偵アガサ奔る』より引用
  • サマンサが会社のロビーで自分を呼びだしたとき、ラリーはごく気軽な気持ちで彼女とランチをとった。 姫野カオルコ『バカさゆえ…。』より引用
  • 弁護士の前へ出たら、颯爽さっそうと話をはじめるつもりで、ごく気軽に、なにげなく話そうと思っていたのだ。 ガードナー/能島武文訳『奇妙な花嫁』より引用
  • 彼女にとってはごく気軽な奉仕でも、それを受けとめるわたしにとっては当然のことながら常人以上の、非人間的なほどの体力が必要だったのです。 筒井康隆『(「七瀬」三部作 3) エディプスの恋人』より引用
  • ごく気軽に人間を存在させたり抹消したりできる「彼女」を、その気軽さゆえに七瀬は怖ろしいと思った。 筒井康隆『(「七瀬」三部作 3) エディプスの恋人』より引用
  • しかるに私たちの担当の医者、国立だから医官というのが本当だが、私たちはごく気軽にさんづけで呼んでいたが、その何とかさんが、重症でない患者は多少の作業をした方が精神衛生上よろしいと考えたらしく、私が机に向うのを黙認してくれた。 福永武彦『第四随筆集 夢のように』より引用
  • ぼくたちは、そこらの泥かなんかみたいに、ごくありふれたものとして、ごく気軽な態度で指輪をつけているんだ。 E・E・スミス/川口正吉訳『宇宙のスカイラーク』より引用
  • というのは、今日、普通の様子をしたひとたち、思慮分別のあるひとたちでさえ、まるでごく気軽な、取るに足らぬ感情について語るように、好んで愛について語っているのを耳にするからである。 レアージュ/澁澤龍彦訳『O嬢の物語』より引用
  • さて、プロの占術家をどこまで信じるかは別問題にして、友達どうしなどでごく気軽に、占いによる性格判断を行なうのは、日常的な光景としてよくみられます。 吉村達也『血液型殺人事件』より引用
  • 幕末からすでに、大勢の芸人たちが、使節団や留学生に交じって、ごく気軽に海外に旅立っております。 泡坂妻夫『11枚のトランプ』より引用
  • 日本人の若年低所得者層がごく気軽な感じで、たとえば、アラバマの農夫がジーンズを身につける気安さで車を乗りまわすのと同等に、車を所持し、楽しみ出したのは、たかだか、ここ十七、八年程である。 東郷隆『(定吉七番シリーズ 2) ロッポンギから愛をこめて』より引用
  • 文藝春秋の清張担当者であった藤井康栄によれば、清張の大ファンと言う池田大作とも、自宅が当時清張宅のすぐ近くにあった宮本顕治とも、ごく気軽に話せる関係であり、創共協定は偶然の重なりによるものであるという。