こんいろ
全て
名詞
18 の例文
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二三間行きすぎて私がふり返ったのは、申すまでもないその少女の菫のようなハイカラさが、一目であきらめられぬものにあったからです。年は私より二つ三つ下で、紺色の服をきて帽子もやはり同じ色でした。それがアーテフィシアルな顔の白さに調和して、大へん品よく見えたのです。
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薙刀を模した、竹刀に似たなぎなた、または薙刀の木刀を使う。白の稽古着に黒もしくは紺色の馬乗袴を着用することが決められている。袴の形状は剣道のものと大きく異なっている。
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ゲートの外にも駐車されているようだった。紺色の制服の人間が、そちらからも何人か足早に歩いてくるのが見えた。構造系の建物は、実験棟と研究棟の二つが接近して建っている。
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石段の上には、まだ大きな黒い染みが見てとれたが、もう湯気は上がっていなかった。運転席のドアが開き、紺色の制服を着た四十歳くらいの男が降りて来た。ひとりらしかった。
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明日の朝には、従来の滑らかな鼻に戻っていることだろう。紺色に変わりつつある反対側の空には、いつしか朧な月が浮かんでいた。月には薄く細い雲がかかり、石地蔵が合掌しているかのような陰影を描き出している。
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体側に細い横しまが10本前後ある。左右の鰓蓋の上部に突出した皮弁があり、その部分が紺色になっている。
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この制服にはパンツタイプ、スカートタイプが存在する。運転関係社員は前述の男性用制服と同じ紺色の制服を着用する。制帽に関しては、これまで男性社員同様ヨーロピアンタイプの帽子であったが、新幹線駅および博多駅・小倉駅在来線の輸送係を除き、2010年6月ごろより変更され、JR他社同様ハットタイプのものとなった。
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その石段の先に寺があるようだが、鬱蒼とした木々と、そして霧に隠され、崖下からは様子は窺えない。ベージュの車が到着し、竜介たちが乗って来た紺色の車の後ろに停車した。かと思うと、さらにもう一台、紺色の車が続いてやって来た。
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おれのわきをサイドステップですり抜けると、驚いて固まってしまった店長に突っかけていく。目をつぶりそうになったとき、横からでかい紺色の影がふたつ出現した。片方が店長にショルダーアタックをかまし、反対側の壁まで吹き飛ばす。
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各車の車内にカラオケ装置を設置しており、その上部の窓1枚は埋められている。車体塗装は白色地とし、窓下に濃い紺色帯を3本入れた塗装としている。これは空と海をイメージしたものである。
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メニューは覚えていないけれどそのとき、おかあさんのごはんよりすごくおいしいっていうわけでもない、と思ったことは覚えている。窓の外は紺色で、ガラス窓に私たち三人の姿がぼんやり映っていた。おにいちゃんとマイ・スウィート・ハニーとキティちゃん。
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この歳になっても視力はよかった。上の家から小柄な女が出てきて、迎えに来た紺色の車に乗りこむのが見えた。大きな耳飾りをつけて、胸の大きく開いた上衣を着ていた。
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やがてその視線が、鏡台の上で止まる。そこには、ダイヤのネックレスを入れた紺色の細長い箱が置かれている。彼女の人差し指が胸許に近づき、ネックレスの形に首の周囲をなぞった。
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近づくと人が寝ていた。紺色は制服らしいスカートで、頭の方には同じ制服の上着をかぶっていた。昼寝をしている、と思った。
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しかし顎は無精髭が生えていた。いつでも同じ紺色の浴衣を着て、冬はその上から古いジャンパーを着る。その恰好のまま、洒落たカフェで悠々とカプチーノを飲む。
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ぼくは制服学に通暁していない。この町のどこかの学校で、紺色の夏服を採用しているところがあるのだろうか。そのセーラー服がどこの学校のものであれ、あるいはどこの学校のものでもないのであれ、それを着ているのは船戸高校の生徒だ。
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一点の紅い光が尾を引いて紺色の空へのぼり、炸裂するのを私は見ました。